思っている半径より5メートルくらい先

2024年1月18日(木)

今朝の夢。美容室に行ったら美容師さんから「いや、今切らなくてもいいんじゃないっすかね~」って言われて「そうですね、伸ばしてみるのがいいかもしれないです」って何も切らずに帰る夢だった。諭されるなよ。

『シュリンキング』を観終える。すごくおもしろかった。最終話でアリスがリビングで悲しみに浸っているとき、リビングの電気をジミーがそっとつけるシーンがあった。あの親のついやっちゃう振る舞いわかる〜と思った。母に見てもらってもたぶん同じところで笑うと思う。このドラマはもともとApple TV+で2023年1月27日から配信が開始された。シーズン1最終話配信後の2023年3月にシーズン2の更新が決定。その後、全米脚本組合および全米映画俳優組合ストライキの影響があり、もろもろストップ。年始にメインキャストであるジェシカ・ウィリアムズやルキタ・マクスウェルが自身のInstagramでシーズン2の撮影が始まったことを投稿していた。

今年配信が楽しみな英語圏のドラマシリーズは5つ。

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン3(2024年予定)
アボットエレメンタリー』シーズン3(2024年2月7日配信、日本はおそらく2024年4~5月)
『Mr. & Mrs.スミス』(2024年2月2日配信)
『シュリンキング』シーズン2(2024年予定)
『The New Look』(2024年予定)

昨日の『パンサー向井の#ふらっと』の水曜コーナー「ライス関町の手も借りたい」を聴く。ライス関町ならぬスイス関町さんのヨーデルが素晴らしかった。ロケ先のインタビュー相手の見た目について、スタジオにいる向井さん・三田さんは声でしか想像できない。視覚的な情報を補うために、関町さんがいいともでの関根勤さんみたいにインタビュー相手を例える定番のやりとりがある。このパートが最近ずっと好調だと感じる。Podcastで配信されている音源だと関町さんが考えあぐねる部分がカットされていたがあそこも含めておもしろいのでもったいないと思う。

向井「関町さん、どんな方ですか、さくらさんは?」
関町「さくらさんはもう本当にですね、とても今の歌声を聴いて分かりますけれども、なんていうですかねもう、強いて言うならば、自転車でどこにでも行っちゃう和久井映見さんといった感じですかね」
さくら「ぴったりですね~自転車でどこにでも行っちゃいますよ」
向井「和久井さんもそうかもしれないよ?」
(2024年1月18日放送 TBSラジオ『パンサー向井のふらっと』)

在宅。始業までに洗濯2回、寝具の洗濯、部屋の掃除機かけをする。

お昼休み、トマトキーマカレーを作る。最近の私の常備おかず。S&Bがドライキーマカレーの素を販売していて、それを使っている。今回は少しアレンジとして花椒をたっぷり加えてより香りが立つようにした。

ドライキーマカレー | エスビー食品株式会社

たつろうさんの今日の動画を観る。「そ」から始まるモノマネを50個披露していた。「46. 空耳にその場の全員を巻き込む人」、「47. 外から聞こえるパトカーの音に敏感な人」が特におもしろかった。何か聴こえたことをきっかけに会話そっちのけで場を巻き込む人っている。

細かすぎて伝わらないモノマネ50連発『そ』 (YouTube)

仕事終わりに、ストレッチと筋トレと10kmランニング。運動前から頭の中でコウメ太夫のチャンチャカチャンチャン♪がずっと頭から離れず。苦しかった。

走ったときに流れた曲

NMIXX - DASH
Ariana Grande - yes, and?
Kim Vania - Pinky
KID PHENOMENON - Purple Dawn
Caroline Polachek - Bunny Is A Rider
BoA - ありがとうサヨナラ
NAEYON - NO PROBLEM (feat. Felix)
松下洸平 - Magical Hour(YouTubeのリンク
アーティスト活動をする松下さんをDIVAだと思っている。この曲が収録されている2ndアルバムのタイトルは、R&Bにかけて『R&ME』。やっぱDIVAじゃん!と思っている。
XG - NEW DANCE
Olivia Rodrigo - bad idea right?
Khalid - Softest Touch
aespa - Hot Air Balloon
Red Velvet - Russian Roulette
tofubeats - REFLECTION (feat. 中村佳穂)
Jung Kook & Latto - Seven

mudaのworkout - Apple Music

寝る前に日付が変わってリリースされたPHYCHIC FEVERの新曲「Just Like Dat」を聴く。メンバーの中西椋雅さん、剣さん、渡邉廉さんのスキルアップが楽曲の表現力をより一層高めていると感じる。サビのところで小波津志さんに高音域を歌わせないというのも楽曲をプロデュースしているJP THE WAVYの手腕が光っていると思う。

PSYCHIC FEVER - Just Like Dat (feat. JP THE WAVY) (YouTube)

 

2024年1月19日(金)

6時に起きて、6時半~9時まで仕事。9時から9時半の間の身支度と朝ごはんを済ます。

岸田派と安倍派の解散、桜を見る会と同じ構図で幕引きを図ろうとしていて憤りを感じる。政治の信頼回復になるのは派閥の解体でも会計担当者への責任転嫁でもないだろうと思う。

共産党の委員長が志位委員長から田村議員に交代、執行部も新しく編成されるらしい。現状の野党の状況を考えると、ありがとう…の気持ち。常任幹部会の委員だった山添拓議員が田村議員が務めていた政策委員長を新たに務めるらしく、国会での発言の注目度などを考えると的確な人事配置だと思った。田村智子氏は2022年参院選の比例でほかの共産党議員に3倍以上の差をつけて当選していて、山添拓氏も2022年参院選・東京選挙区で立憲民主党蓮舫議員を上回るくらいの票数を獲得している。

参院選2022 比例区の候補者一覧・開票結果 | 朝日新聞デジタル
山添拓 参議院選挙・開票結果2022 東京選挙区 : 読売新聞

田村智子議員のことを「たむとも」とニックネームでネットや新聞記事で略した表記を見かける。私がマツモトキヨシをマツキヨと略すのがそもそも苦手というのも大きいけど、女性アイドルや女性アナウンサーを愛称で呼ぶときみたいな文脈に近い気がしてあんまり好きじゃない。男性議員でポピュラーな名字の議員がいたとしても「たなかく(田中角栄)」とか「すずむね(鈴木宗男)」とか呼ばないのに。キャッチーさで包み込んではいるが、無意識なジェンダーバイアスを含んでいると思うし、他者へのリスペクトを欠くなよと思う。支持していることは分かるけど、そういうキャッチーさに寄っちゃうと京都市長選のコピーみたいに「推し選」とか使ってなめられるんじゃないかと思う。誰であれ他者にはたとえ信頼があっても一定の敬意を私は持ちたい。

2024京都市長選:京都市長選あす告示 未来託す「推し」は? SNSも活用、若年層へ投票PR /京都 | 毎日新聞

夜、ハリセンボンのトークライブ「おしゃべりさん」に水星さんと行く。トークライブまで時間があったので晩ごはんをロイヤルホストか中華料理屋さんのどちらにするか話し合い、後者の中華料理屋さんに行く。中華料理屋さんの店内が映画で観るような典型的な中華料理屋さんの賑やかさだった。二人で「(あまりにも本当すぎて)嘘みたい、なんかYouTubeで聴く作業用BGMみたい」と茶化す。チャーハン、かた焼きそば、焼売をシェアする。

ユーロライブに移動。会場の前に映画鑑賞前後ではなさそうな方たちが数十人いらっしゃったので、おそらく同じ目的の人たちだろうとその列に続く。会場に入る直前に今日のトークライブのポスターが貼り出されていた。水星さんから「よかったら写真撮りましょうか?」と言われたのに、照れて遠慮してしまった。こういうとき、本当は照れずに写真を撮ったらいい、むしろ誰かに頼んで水星さんと一緒に写真を撮ってもらったらいい、と日記を書きながら反省する。

トークライブはとても楽しかった。昨年11月に水星さんと行ったハイツ友の会とヨネダ2000のトークライブでは、開演前に会場のスクリーンにQRコードが映し出されていた。これはきっと終演後の感想アンケートだろうと思って油断していたら、トークライブで話すための質問募集フォームのリンクだった。今回も開演前にスクリーンにはQRコードが映し出されていた。前回の苦い経験を踏まえ、二人ともハリセンボンのお二人への質問をそれぞれ回答した。トークライブは楽しく、ほがらかで、あっという間だった。年末年始に関するお話、YouTube生配信、お題に沿ったキーワードをカラオケをしながら入れ込む企画があった。

中でも印象に残ったのは、YouTube(14:34~)にも残っているが、「さぁ、どんどん答えていきましょう」とやんわりはるかさんに質問を読むように促していた春菜さんが、あまりに質問を読み上げないはるかさんにしびれを切らして「あのさぁ、お願いって言ってんじゃん!」と注意するところがおもしろく、同時に私もこういうので怒られるな…と思った。

ハリセンボントークライブ「おしゃべりさん」(YouTube)*14:34からスタート設定 

 

2024年1月20日(土)

8時前に起床。キッチンで朝ごはん。食パンを2枚焼いて、コーヒーを淹れて飲んだ。最近ハンドドリップのコーヒーがあんまり上手じゃなくておいしくない。

トークィーンズ』をラジオみたいにして聴く。トークィーンズは大きく分けて次の2つのパターンがある。一つはレギュラー陣がゲストを立てる回で、もう一つはゲストがレギュラー陣に溶け込む回。私は後者の回が断然好みで、前者の回のときは観ないこともしばしばある。今週のゲストは声優の木村昴さん。予告の段階からこれは間違いなく後者の回だ…!と楽しみにしていた。観てみると予想していたとおり、木村さんが自分の恥ずかしい部分について惜しげもなく吐露していた。レギュラー陣も木村さんの温度に合わせてトークがしやすように見えた。木村昴さんの表情、身振り、言葉選びなど、バラエティの立ち回りが非常に長けていて、和やかな雰囲気で終始楽しかった。番組内の飛び道具としてここぞいうときに大活躍する生見愛瑠さんと3時のヒロインかなでさんがそれぞれ輝く瞬間があったのも嬉しかった。

以前ツイッタートークィーンズに出演してほしい芸人さんとして、ジェラードンのかみちぃさんを挙げた。かみちぃさんも後者のレギュラー陣に溶け込むような雰囲気になると思う。ほかに芸人さんで出演してほしいのは、東京ホテイソンたけるさんと令和ロマン・髙比良くるまさん。

報道特集』「台湾総統選挙」を観る。新聞やラジオでの報道を聴いて、それまで台湾とアメリカ・中国それぞれの関係性について考えていたが、報道特集を観たことで、中国との関係性に軋轢が生まれることで発生する経済問題について懸念して立ち回る国民党にも焦点が当たっていた。台湾南部にある高尾市はパイナップルの生産で有名なこと、釈迦頭ってそういえば食べたことないなとも思った。

台湾総統選巡り中国の暗い影、フェイクニュース流入は世界最多 中台関係悪化の影響は“新住民”候補にも…【報道特集】 | TBS NEWS DIG (1ページ)

ヤーレンズオールナイトニッポン0』を聴く。50centのことを2022年のハーフタイムショーをふまえて「宙吊り腹筋」と例えていて爆笑する。出井さんのハッハッハ〜↗︎と高いキーになる笑い方が愛らしかった。ヤーレンズこがけんさん、阿佐ヶ谷姉妹のカラオケ番組が観たい。昨日は春菜さんがトークライブのカラオケ企画で「LA・LA・LA LOVE SONG」のナオミ・キャンベルのパートであるワナメイクラブワナメイクラブを歌っていて、今日はヤーレンズがワナメイクラブワナメイクラブについて話していた。2日連続ワナメイクラブ。

夜、鳩の湯へ。土曜日は炭酸風呂が特別仕様になっていて、こたつみかんの湯という入浴剤が入っていた。こたつ要素は感じなかった。鳩の湯のミルク風呂も気持ちがよくて好き。サウナにも入った。テレビはNHKでちょうど21時台のニュースで大相撲のハイライト、22時台のNHKスペシャルで都市部の再開発について特集していた。コメンテーターの一人は平田オリザさん。平田オリザさんの風貌が高校生のときにネットで調べて見たときからほとんど変わっていないことに驚く。

平田さんの著書の一つ『芸術立国論』をたしか高校2年生のときに読んだ。私の通っていた高校は1学年6クラスあって、1年間に6冊の新書を2ヶ月おきにクラスで回して読むという企画があった。その中の一冊に『芸術立国論』があったように記憶している。だいぶ記憶が朧げになっているが、ダンスの練習をする若い人たちが公共施設の屋内にある練習室を使用することなく、夜間に公共施設の屋外のガラス張りの前でダンスの練習している様子を取り上げた部分があった。それまで夜に公共施設のガラス張りの前でダンスする人のことをどこか怖い存在としか思えていなかったが(当時はダンスが授業に組み込まれていなかったのもあると思う)、公共施設の持つ役割が対象となるべき利用者のニーズを正面から対応できていない側面があることに気づくきっかけになった。(ガラス張りのところで練習することがよりかっこいいと考える人がいることも理解する)そういうことをテレビに映る平田さんきっかけでぶわっと思い出した。記憶の蓋が開いた瞬間だった。サウナの時間はあっという間だった。

洗髪をしながら、リンスインシャンプーはよく見かけるが、シャンプーアンドリンスとかシャンプーインリンスとかはなかなか聞いたことがない。リンスには妥協できない矜持があるのかもしれない。

帰宅してから、夜ご飯のあとに飲む薬を飲んでいないことを思い出し、錠剤をしまってあるケースから手のひらに出そうとする。誤って手元から床に落としてしまって錠剤を見失う。たぶん棚の下に潜った。こういうとき『ハイスク~ル★ゆにば~す』#04でGAMEBOYZさんが話されていた「絶対にこの辺に落としてるはずなのにないってときは、意外と自分が思っている半径より5メートルくらい先にある」という話を思い出す。その教えを念頭に粘り強く探したが見つけられなかった。

夜更かしをしてダニエル・レヴィ『ため息に乾杯』を観る。おもしろかった。ダニエル・レヴィが主演だったこと、原題の『Good Grief』から察するに喪失がテーマでありそうなこと、あらすじを読んで主人公がゲイであること、、、と書こうとしたところで筆が止まる。おそらく主人公はシス男性のゲイで、結婚相手の夫がいるのだけど登場人物のジェンダーアイデンティティおよびセクシュアリティを断定することにためらいがある。そうなると何も言えなくなってしまう。劇中でシス男性とは言及されていないし、ゲイであるとも明言していない。主人公のマークには夫オリヴァーがいる、くらいの説明になる。こういうこともあって私は何かドラマや映画のあらすじを説明するとき、説明下手も相まってさらにもごもごしてしまう。

使用されている楽曲はどれも聴いたことがないものばかりだったけどほとんどの楽曲が好みだった。

Good Grief Cast - Everyday Will Be Like a Holiday (2023)
Bonnie Raitt - Thank You (1971) *キャロル・キングが好きな人は聴きやすい楽曲だと思う
Étienne Daho - Soritr ce soir (1984)
Elton John - This Train Don’t Stop There Anymore (2001)

 

2024年1月21日(日)

朝起きて洗面とスキンケア。

キッチンで朝ごはんを作りながら、『東京ポッド許可局』を聴く。自宅のそばにあったら嬉しいチェーン店について話していた。マキタさんがびっくりドンキーが近所にほしいと言っていて、先日水星さんも各駅にびっくりドンキーがあってもいいと話していたことを思い出す。キッチンでよく見かけてあいさつだけする人と初めてゆっくり話せて嬉しかった。今度会ったときは私から話しかけたい。こういうあのとき話せてよかったな~みたいな瞬間があるからたぶんまだシェアハウスで暮らすと思う。

どこに書いてあったのか忘れちゃったけど、Theyを訳すときに「彼ら」ではなく「かれら」と表記している記事があって、いいな〜って思った。「兄弟」を「きょうだい」って表記するのもいいな~って思う。

シェアハウスでお昼から玄関近くのスペースで餅つきをしていた。実家に帰省しているときに居間に来客があって、居間と繋がっているキッチンになんとなく立ち寄りにくい感覚と似ていて、玄関に行きにくいな〜と思いながら、うだうだして1日を過ごしてしまった。

小原晩さん『これが生活なのかしらん』を読み、キッチンのテレビで大相撲中継を観て、『Causeaway』を観た。大相撲はこの日朝乃山関に土がついた。脚が痛そうなのが見ていて辛かった。勝敗よりも怪我で私はかなり悲しくなる。『Causeaway』はナレーション的な説明が少なくて観やすかった。ブライアン・タイリー・ヘンリーの演技をもっと見たい。

お友達のゆずひめさんの「#BitchVogue Best Of Timeline2023」を読む。私も昨年までずっと参加させてもらったとても楽しい企画。ゆずひめさんと知り合いの音楽好きな人たちの、音楽的な嗜好の変わらない部分と世の中のトレンドと連動しながら拡張したり変動していく部分を経年で追うことができる貴重な史料だと思う。年間でチャートインするKPOP楽曲数がどのように変動しているかとか、そういう切り口で見てもおもしろいと思う。

#BitchVogue Best Of Timeline 2023 - #BitchVogue JAPAN

ストレッチと筋トレをしてから10km走る。走り終わったときにアンさんから連絡があった。帰宅してからアンさんからお菓子とお酒をもらう。