ちょろっとちょろっと

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朝、Baby Tateの新しいビデオ「Hey, Mickey!」がYouTubeにアップされたので見る。この曲はもともと2016年にリリースされた楽曲。年明けからこの曲のSped upされた音源がTikTokでバイラルヒットしていることを受けて、1月中旬にリリックビデオがリリースされた。2ヶ月の間に5000万回のストリーミング再生を記録し、現在もまだTikTokでのバイラルヒットが続いていることから、さらに追い風を吹かす目的でダンスビデオをリリースしたものと思われる。「Dickiesを着たイケてるあの人は実はゲイだった」というオチでこの曲は終わるのだけど、そういう展開はCarly Rae Jepsenをはじめ、これまで多くのアーティストが題材にしている。このダンスビデオではそのイケてるミッキーすら自らのクィアネスを全開にしてBaby Tateたちの踊りに参加するビデオになっており、その点はこれまでの作品ではあまり試みられたことがなかった取り組みであるように感じて朝から楽しい気持ちに。このダンスビデオの公開と同時にBaby Tateはこの楽曲のRemixが今後リリース予定であることをほのめかしており、誰か客演が加わる可能性もあることが期待される。

昨夜から胃が少し荒れてる感じだったので、今日は間食をなるべく控えて仕事の合間は水をこまめに飲んで過ごす。

お昼ごはんに昨日スーパーで買った春菊を使ってみそ汁を作る。包丁を使うのが面倒だったのでキッチンバサミで春菊の茎を切り、普段みそ汁に入れる冷凍野菜と一緒にラップにくるんでレンジで温める。春菊とみそ汁の組み合わせがかなり好きだということを最近知る。

仕事中に聴いたTBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』がすごくおもしろかった。毎週火曜日のパートナーは普段であればココリコの田中さん。しかし、今日はお仕事の都合で田中さんはお休みのため、代わりにシソンヌじろうさんがパートナーを務めていた。じろうさんは冒頭からずっとふざけていて、ふらっとのCM前のジングルをいじって「ちょろっとちょろっとちょろっと〜ちょろっと」と替え歌したり、タケ小山さんやTBSラジオのCMでしばしば流れるくるまたかし、ラジオネームたなみーさんの友達ギブミーさんのものまねをしきりにして、向井さんをその都度困らせていた。10時台のドッキドキ!協会マッチングでは、じろうさんが進行役を務めなければならないのに台本を思うようにフォローできず、序盤はずっと向井さんがリードしていた。このコーナーは向井さんは受動的な役割に徹していることが多いため、受動的でありながら、同時に能動的な進行役も担当するという普段のこのコーナーとは全く異なる奇怪な展開だった。途中からじろうさんも要領が分かってきてようやく向井さんも安心かと思われたが、そうなると今度はじろうさんがまたふざけ始めて、台本を過剰に熱を入れて読み出した。そのせいでじろうさん、向井さん、協会やりとりがすごく不自然で作為的な会話であるように聞こえるというココリコ田中さんの進行では見たことがない温度になっていた。

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花粉が先週末から飛ぶと聞いたので、フレックスを利用して先週耳鼻科から花粉症の薬をもらって服用している。が、対応があまりに直前なので、効果は薄く、結局鼻がむずむずしているし、目元が乾燥している感じもする。

仕事終わり、髭のトリミングと鼻毛をカットする。鼻毛カッターを前回使用したときに電池が少なくなっていたことをすっかり忘れたまま鼻に突っ込んだら、弱いモーターの駆動のせいで鼻毛を勢い悪く引っ張られて痛かった。一度部屋に戻って電池を交換したらここ何回かで刈れていなかった鼻毛が一掃できた気がしてすっきりした気持ちになる。

最寄り駅から国立駅へ移動。移動中は好井裕明さん『他者を感じる社会学』を読む。自分は差別をしない人間だと内省なしに断定するのではなく、もしかしたら自分も無意識に差別してしまうかもしれないあやうさを持っているというスタートラインからさまざまな差別について考える本で読みやすい。国立駅に着いて鳩の湯へ。荷物を預けて南武線沿いを8km走る。

走っている間はTBSラジオ荻上チキ・ session』を聴く。先週からコロナ罹患によって番組をお休みしていたパーソナリティの荻上チキさんが今日から復帰。オープニングトークでは罹患した際の話題がチキさんからリスナーに共有される。そのときにいいな〜と思ったのは、番組を休んでしまってすみませんというような、こればっかりはしょうがないじゃないと個人的に思うお詫びの言葉を選ばなかったこと。それと「こんにちは南部広美です」「はい、よろしくお願いします」「チキさん、療養明け初日ということになりますね」という冒頭の何気ない言葉から、おかえりなさいと迎える気持ちや元気で戻ってきてくれて嬉しいという心向きが伝わる南部さんの声色がとってもよかった。番組で取り上げた主なニュースもどれも興味関心が高いもので、聞き応えがあり、勉強になった。特に、バイデン大統領のキーウ訪問に関するニュースについて解説された舟津奈緒子さんのお話が米国内の今後の政治動向だったり、アメリカ国民が内政・外交のどちらにより関心があるかなどを解説されていて非常に勉強になった。

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走り終えて、鳩の湯でゆっくりする。鳩の湯にはサウナがある。一度にサウナ室に入っていい人数は5人まで、入浴利用者の中でサウナを利用できるのは10人までとそれぞれ制限が設けられているため、ピークタイムはどうしても待ち時間が発生するが、平日の遅い時間だと比較的スムーズに利用できる。サウナ室では『大奥』が放送されていた。鳩の湯のテレビの音量はすごく小さいので正直役者さんが何を言っているのかさっぱり分からない。この日のメインキャストは仲里依紗さん。表情が豊かで、余裕のある表情や戸惑いのある表情など、セリフが聞こえなくても楽しく視聴できた。

帰り道も好井さんの本を読んで帰宅。カフェオレを淹れて、Duolingoと英会話タイムトライアルをして寝る。