二周目の好き

2021年2月11日(木)

5時半に起床。昨夜『マルコム&マリー』を観ながら寝落ちしていた。見覚えのあるシーンまで遡る。これまでZendayaの出演する作品をいくつか見たが、その中でも表現力が抜きん出てているように感じた。感情の微妙な揺らぎを表現する演技に心を奪われる。また、マルコムとマリーがそれぞれに怒りをあらわにするシーンで、お互いにその怒りを一度受け止めるのが印象的だった。状況はシリアスなのだけど、どこか愛おしく感じた。

昨夜は、仕事終わりに筋トレをして、10km走った。われながらよく頑張ったと思う。運動量が体重にも反映されているかもしれないと期待を胸に体重計に乗る。67kg。そんなはずないと思いトイレに入って態勢を立て直す。再び体重計に乗る。66.9kg。思えば昨夜、久しぶりに10km走った嬉しさから、鶏もも肉とれんこんとねぎの甘辛炒めを2人前食べてしまった。加えて、鳥取から岡山での道中に道の駅で買ったわさびチーズの入ったちくわを半分食べたし、もっと言えば、レモンサワーも飲んでしまった。反省。

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6時15分くらいから着替えて、ラジオ体操の会場へ向かう。玄関戸を開けると、傘かけのところに新聞が挟まっていた。火曜の夜に申し込んだ毎日新聞の試読サービスの朝刊が早速届いたよう。ネットでは営業日5日程度と書いてあったので、速い対応にありがたく思う。

午前中、不動産会社で賃貸の退去手続き。大学生の頃に住んでいた賃貸では、退去手続きは必要事項を記入し、書類を郵送すればよかったので楽だったのだけど、今回の不動産会社は店舗に出向く必要があった。店舗に立ち寄った際に不足事項があってはいけないと思い、事前に不動産会社に連絡をして必要なものを確認する。お店の方から特に何も必要ないと言われ、印鑑も必要ないですかと確認すると、念のため印鑑は持ってきてくださいとのこと。もしかしたら本人確認などの手続きがあるかもしれない。

店舗に到着。店舗での手続きはいたって形式的なもので、自分の住所と退去予定日、家賃を引き落とししている銀行口座情報を記入して終わりだった。時間としては10分もかからなかった。本人確認もなければ、捺印も不要。わざわざ窓口でする意味ないなと思いながらお店を後にする。

11時から14時くらいまで図書館で読書と勉強。ベースボールマガジン社の雑誌『相撲』とミヒャエル・エンデが特集された『MOE』を読む。ミヒャエル・エンデ『モモ』に関する紹介のページで登場人物のベッポじいさんの表記が「ペ」ッポになっているところがあった。小さい文字の濁点と半濁点の判別って難しいよなあと思いながら読み進める。

お腹が空いたのとこれ以上長居するとランチタイムを逃すと思い、図書館を出る。自転車に乗って移動するときにおそらくK野さんとすれ違う。が、去り際の瞬間にK野さんだと認識したので反応が出遅れ、挨拶しそびれる。反省。

図書館の近くにあるカメリアでお昼ごはんにカレーを食べる。ランチとしては遅く、カフェ利用するには少し早い時間帯だったのか、店内はそれほど混んでなかった。店内で過ごされるお客さんも一人でゆっくりされておられるお客さんばかりで居心地がよかった。

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まいたけとスナップえんどうのカレーを食べる。おいしかった。さらっとしたカレーで食べやすく、空腹が追い風となってあっという間に食べ終える。

僕はスナップえんどうや絹さやを煮物に使うとき、その後の色味のことをよく考えず煮込みの終盤の全部入れてしまう。色味を重視するのであれば、その都合茹でたものを添えるのが見栄えとしていいんだよなあと頭ではわかるのだけど、なかなか実行できない。そういう自分の決まりの悪さがふいによぎり、苦々しい気持ちになる。

一緒に添えられていたにんじんラペも程よく酸味がきいていて、自分が普段作るにんじんしりしりよりも細切りで食べやすかった。注文したカレーセットにはあったかいダージリンティーがついていた。たっぷり入ったダージリンティーを持て余しているように感じて、紅茶に合いそうなケーキを追加で注文する。

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頼んだのはきんかんのレアチーズケーキ。これもすごくおいしかった。シロップ漬けされたきんかんがおいしかったのはもちろん、レアチーズケーキとクッキー生地の間にもきんかんのジャムが挟まっていて、最初から最後までおいしいなあと噛み締めながらいただいた。お会計をした帰り際、サービスとして500円くらいのサイズのクッキーをいただく。

友達のかつやくんとかつやくんの高校からの友人・そうたさんがされているポッドキャストカツヤとソータのConfessions on a Podcast』を聴く。前日、かつやくんの作った瑛人さんのプレイリストきっかけで、今回の音楽遍歴エピソードで紹介された楽曲のプレイリストが作成されているのを発見して以来、本編を聴くのを楽しみにしていた。今でこそかつやくんとそうたさんの聴いている音楽はかなり共通している部分が少なくないように感じるが、ルーツを遡るとどのようなきっかけで音楽に触れるかというのは当然といえば当然だけど違うわけで、ご家族が聴いていた音楽や自発的に聴くようになった音楽もジャンルが異なっていておもしろい。また、お二人の音楽を楽しむアプローチの差異が前回(#6)のそうたさんのエピソードも踏まえるとより鮮明に感じられて、そこも興味深かった。今回のエピソードでは、かつやくんのビーイングに対する並々ならぬ思い入れに特に耳をそばだてる。「二周目の好き」って強固だよなあと思う。
プレイリストに追加されている楽曲もバラエティに富んでいておもしろい。Kim Petras
「Heart to Break」は自分もよく聴く楽曲。でも元を辿ると、そのきっかけはかつやくん留学中にKim Petrasのライブに行った様子をSNSにアップしていたところからもらった。

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夕方、近所のコンビニでAmazonからの荷物を受け取る。購入したのはiPhoneのガラスフィルム。直接的なきっかけは分からないが、何かの拍子にフィルムにヒビが入っていた。帰宅して、フィルムを取り替える。スマホのフィルムを買ったときについてくるゴミや空気がはいらないように配慮された付属品を私は半分も活用できていないように感じる。

去年くらいからか、Amazonの梱包が簡素化された。それに伴い、Amazonで書籍を購入すると、開封時もしくは取り出したときの力で表紙カバーが痛むことが少なくなく落ち込む。

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こないだセブンで見かけたポップがなんかいやだった。