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『久保みねヒャダこじらせナイト』(2021年2月12日放送)

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能町さんの近況まとめ「きぃ姐さん、これもいいんだけど…演歌聴きたい」から。

能町「限界突破×サバイバー、前回も歌ったんですよね、やっぱそれよりはこの今の2020氷川きよしの新しい演歌が聴きたいんですよ、このバージョンの」

ヒャダイン「そうなんですよ、なので僕もそれはほんとに思ってて。新しい自分を見せたいってときに限界突破×サバイバーしか曲がないんですよね」

能町「そう、それがちょっとね」

ヒャダイン「なので言って言って!書くから!いくらでも書くからさ!」

(2021年2月12日放送 フジテレビ『久保みねヒャダこじらせナイト』より)

 

MUSIC GARAGE: ROOM 101』(2021年2月12日放送)

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渡辺志保「最初はですね、オープニングチューンをいつも流しているんですけれども、いろいろ日本を中心に報道がなされていますけれども、私も毎日いろんな記事を読むのがやめられないトピックの一つが、森喜朗さんの女性蔑視とも取れる発言ですよね。女性がたくさんいる会議は長い、みたいな。あの、なんていうんでしょう、女性は競争意識が強いから一人が手を挙げると私も喋んなきゃという気持ちになるということをですね、おっしゃって。で、そのあと謝罪を会見でされてましたけども。なんかこういうときにすごくhip-hopをずっと聞いてきてよかったなって思うのはですね、なんかよかったなっていうのも変ですけど。正直こうヒップホップ界で活躍する女性たちって本当に黙らない方が多いじゃないですか。で、特に、Cardi Bとか、Nicki Minajとか、もうほんとに盛んに自己表現をですね、ずっとしていらっしゃいますし。

で、遡るとQueen LatifahMC Lyte、南にはTrinaがいらっしゃいましたし。他にもですね、ソウルシンガー・ジャズシンガーでありますけれども、公民権運動の時代にはNina Simoneがいたりということがあるじゃないですか。なのでずっとブラックミュージック、hip-hop、R&Bを聞いていて、そういう黙らない女性たち、あと今ハッシュタグがね、盛んにこうツイッターには溢れてますけれども、わきまえない女たちのいいロールモデルをですね、たくさん見てきたのは非常にいいことだなっていうふうに、なんか変な言い方かもしれないけど、そんな気持ちにもなりました。(中略)で、日本のhip-hopシーンでも声高に問題提起をされている女性ラッパーいらっしゃいまして、今日オープニングチューンとして紹介したいのは、あの般若さんとね、もともと一緒にラップグループも組まれておりましたけど、RUMIさんという女性ラッパーの方がいらっしゃいます。で、そのRUMIさんが2009年に発表しました『Hell Me NATION』というアルバムに入っている「a.k.y.」という曲をですね、オープニングチューンとしてみなさんにお聞きいただきたいと思います。それではお届けしましょう、RUMIで「a.k.y」」

(2021年2月12日放送 bayfmMUSIC GARAGE: ROOM 101』オープニングトークより)

 
荻上チキ・session』(2021年2月12日放送)

荻上「例えば、話が長い、だから時間を制限しなくてはいけないという話を聞いたときに、あ、これ不当な女性差別だと思ったと同時に、もういっこ思ったことがあるんですよ。これは障害者差別につながるなと思ったんです。例えば、それこそ今国会ではね、舩後議員をはじめとした重度障害の国会議員が誕生していて。でもその方々が質問するためには、あらかじめ原稿を作ったりして、あと代読の人を用意したりして、あるいはスピーチを読み上げるための機械を導入したりして。それでもやっぱりやりとりをするとなると、通常のコミュニケーションには時間がかかるんです。でも時間がかかるけれどもそうした当事者の意見を聞くってすごく大事なんですよね。だけど時間がかかる”から”困る、だから時間を規制しなくてはいけないという発想だと、こうした女性だけではなくて、ほかのさまざまな当事者も発言機会を踏みにじられるんだろうな、というふうに思ったわけなんですよ。だから今回の議論を、今回の議論は女性差別だからただちにほかの議論にいっぺんに普遍化してしまうと、いやまずはこれを話そうというふうにはなると思うので、それが大事だと思うけれども、同時に、同時に踏みにじられるものは何なのかということも考えることが必要だなと思いました」

(2021年2月12日放送 TBSラジオ荻上チキ・session』特集「森喜朗氏が会長退任へ。残された課題とは?」)より


『週末ノオト』(2021年2月13日放送)

スーパーボウルの女性審判の話題から。

山本恵里伽「女性審判っていう表現・言葉がつきまとってしまうんですね。この“女性◯◯”っていう表現もなくなってっていいんじゃないかなってふと思ったんです」

バービー「うん、たしかに。ジェンダーはいろんなジェンダーがあるし」

山本「そうそう、もう審判っていう表現でいいんじゃないかな、まあこれは、女性初がニュースじゃなくなるその先にあることではありますけど。で、女性審判とか女性副大統領っていうのは、たしかに女性がまだ少数派の職業とか立場だから、周知される上で必要な表現かもしれないなとも思うんです。でもですよ、ちょっと考えていただきたいんですけど、女医とか女性社長とか、もう女性が全く少数派ではない職業とか立場に関しても、女性◯◯って使われてますよね。」

バービー「そうですね、たしかに。お医者さんに関してはね、ほんとにね、ぱっかり女医って分かれてますもんね」

山本「で、私たちアナウンサーもそうです。女子アナって言葉ありますよね。私この言葉がとても嫌いなんですけど。女性…もはや女性でもないじゃないですか、女性じゃなく女子っていう。女子アナっていう言葉、なんかとてもこう、違和感を覚えながら、ずっと働いているところがありまして。少なくとも私は女子アナとしてではなくってアナウンサーとして働いているんです。で、なんでそう思うかというと、こうニュースを伝える、情報を伝える、スポーツを伝える、面白さを伝える、私たちアナウンサーの仕事っていうのは、男性も女性も関係なく、伝えることなんですよ。伝える仕事なんですよね。そこに性別は関係ないんです。だからアナウンサーって呼んでほしいんです」

(2021年2月13日放送 TBSラジオ『週末ノオト』山本恵里伽アナウンサーのコラムコーナーより)