自分の窓

 5月に買ってよかったものを振り返ります。

 

・バナナとくるみのマフィン(リトルマーメイド)

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 いつ食べてもおいしい。ペーストされたバナナが生地に練りこんであるからか、生地の食感はしっとりともっちゃりの間くらい。理想は家に持ち帰って、映画を観ながらこれをゆっくりいただきたいのだけど、食べ始めたら止まらなくなり、制作や配給のロゴムービーで食べ終わってしまう。温かいコーヒーや紅茶とあいます。

 

・クリームイン・マフィン バナナ(ミスタードーナツ

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 ミスドで見かけるとつい買っちゃう。ただ、総合スーパーやショッピングモールにテナントで入っているミスドには取り扱いすらないこともあるので注意が必要です。キャラメルでコーティングされたアーモンドが乗っかっているらしいけど、食べている感じあまりよくわかりません。マフィンの中心にはバナナミルククリームが入っています。試したことはありませんが冷やしてもおいしいと思います。

 

・石窯ちぎりフランス(タカキベーカリー

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 ふと立ち寄ったスーパーで買ったらおいしかった。タカキベーカリーのHPではちぎりやすいことから家族と仲間でシェアして食べることをおすすめされていますが、一人で全部食べます。ちょっとトースターで焼いてもおいしいらしいですが、家にトースターがないのでそのままで食べています。それでもおいしいです。賞味期限が近いものを買うとどうしても水分が抜けるのかぱさぱさしてしまうので、できれば賞味期限が近くないものを試されるのがおすすめです。スキッピーのピーナッツバターを塗って食べています。 

 

 5/25、夜、ラジオ体操、筋トレ、走る。筋トレはスクワット、腕立て、腹筋、背筋をした。筋トレは一か所でやると飽きるな、となんとなく思って、スクワットは部屋のここ、腕立ては部屋のあそこ・・・みたいな感じでそれぞれ行う場所を変えてみた。

 におい玉がやっぱり喉の奥にいるように感じて気になる。ネットで調べると自力でできる除去方法がいくつか載っている。これまでもそれらを調べていくつか試したことがある。中でも安全で確実に取れると書かれているのが丸型洗浄瓶を用いた方法。大学生の頃、今と同じようににおい玉に悩んでいたときに丸型洗浄瓶を購入して試したことがある。でも洗面台で空えずきをただただ繰り返すばかりで、出て来てほしいもの全然出て来ず虚しくなった。それでも時間が経つと不思議なもので、あの当時はコンディションがよくなかった、あのときはやり方がいまいちだった、今度こそできると根拠に基づかない自信が湧き出し、洗面台下の収納棚にしまってある瓶を取り出して水を入れ、喉の奥に水を吹きかけている。そしてまた空えずきをしている。今日もだめだった。もういいやって諦めて走ってるときにふいににおい玉が取れたりする。不思議。

  

 5/26、職場のエアコンはまだつかないので蒸し暑い。自分の席は風の通りが悪くて、職場の蒸し暑さが流れ着いて循環しない場所だと思う。汗が出るし、マスクのせいで眠い。今朝あった会議もあんまり気持ちが入らなかった。会議のまとめ資料を作るとき飛ばしていることがないか緊張する。

 今使っているマスクはドンキで売っていたもの。マスク越しに鼻をこすったり口元をかいたりすると、すぐマスクの内側がぼわぼわになってめちゃくちゃ気持ち悪い。「いづい」というのはこういう感覚だろうかと仙台を離れた今ふと思う。

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 夜、鯖カレー作り。バービーさんがこないだYouTubeで紹介していたものを真似て作った。(材料は、玉ねぎ、クミン、コリアンダーターメリック、ヨーグルト、トマト缶、梅干し、昆布茶、鯖缶ガラムマサラ)おいしくできた。反省点、カレー作るときのヨーグルトはプレーンの脂肪0じゃないものの方が溶け具合がいい。

 散歩をしながら、JFNきゃりーぱみゅぱみゅのなんとかぱんぱんラジオ』に聴く。番組冒頭、最近どうですかと池田さん振られたきゃりーさんが「炎上しちゃってさ~もう大変~」と軽やかに話していた。オープニングトーク終わりに流れた楽曲は「もんだいガール」。きゃりーさんご本人は選曲の準備するの忘れてたと言っていたのでスタッフの選曲だと思われる。

 色んなことに影響を受けている。EXITのりんたろー。さんがダイエットには睡眠が何よりも大事とおっしゃっていて、ああたしかにそうかもと思って気持ち早めに寝てみたりするし、ロロ『ホームシアター』を観て、カロリーメイトのフルーツ味が食べたくなって帰り道に買ったりする。そういう何気なく自分が影響を受けていることを、自ずと生まれたものと思わず、たどれるようになりたい。

 

 5/27、6時半起床。今朝の夢は学校の教室にいて、クラスの人たちの前で大喜利を披露する夢だった。大喜利の内容は音声のついていない動画にアフレコするもの。対戦相手はきゃりーぱみゅぱみゅさん。結果はボロ負けだった。朝ごはんにフルグラミロ牛乳、バナナ、キウイヨーグルトを食べる。弁当にもち麦ごはん、パプリカと豚バラ肉のオイスターソース蒸し煮を詰める。

 仕事終わり、『有吉の壁』を観る。この番組に出演するときのトムブラウンが前のめりで創造的で好きだ。それとかが屋の賀屋さんのコンテンポラリーダンスを踊る森山未來さんのモノマネがめちゃめちゃ面白かった。あの選択でいけるぞって思ってかたちにするのすごいと思う。

 ドンキのマスクが粗悪でもう使いたくなくて、スーパーで売っていたマスクを買う。パッケージに記載されているセールスポイントに「ゴム紐がフラットで装着してるとき楽」と書いてあったので買ったのに、ほとんどドンキのものと同じ仕様だった。ゴム紐も平たくなかった。悲しかった。

 

5/28、この日は在宅勤務。職場で普段来ているシャツをハイターにつけて洗う。梅雨の季節に備えて、ユニクロの折り畳み傘にコロンブスの防水スプレーをする。ベランダに出て、スプレーを吹きかけていたら、近所の方が通り過ぎたので挨拶する。平然を装って挨拶をしたものの、内心はすごく恥ずかしくて作業を取りやめてすぐに部屋に戻る。

 お昼、冷蔵庫にあったこないだの鯖カレーのときに余ったトマト缶の残り、なす、スーパーのおつとめ品で買った惣菜のそら豆、にんじん、ピーマンの肉詰めを作ったときに余ったひき肉のタネを使って煮込む。味付けはケチャップと豆板醤。おいしかった。

 夜、友達とオンライン飲み会をする。その友達とはこのオンライン飲み会が初対面だった。自分はあんまりはきはき喋れる方じゃなくって、考えもぱきっとしたものを話せるわけじゃないから、自分が考えながらしゃべることについて、待ってくれている様子に申し訳なさ半分と安心感半分とがあった。私は人に安心感を覚えると、解決のしようのない取り止めもない話をついしたくなってしまう。この日も足の指のささくれの話と、スピってるラリってるの語感の話をしてしまった。言葉の語感についても話せたのが嬉しかったし、自分の話した意図や意味を汲んで別の言葉で言い換えてくれたりとか、他の例を示してくれたりした。それも嬉しかった。

 話す中で、その友達は物事に対して好き嫌いの基準だけでなくて、興味あるかないかという軸やプライベートかパブリックかという軸など、色んな尺度や評価軸みたいなものがその人の中で複合的に機能してるんだろうなあと思った。それは自分の想像が及ばないほど複雑そうだった。

 寝る前に筋トレ。スクワット腕立て、腹筋、縄跳びをした。縄跳びはこないだ角界の朝乃山関がこの期間中してると言っていたのがたぶんきっかけ。でも跳び始めて間も無く膝が痛むような気がしたのでやめる。Lady Gaga「Chromatica」と宇多田ヒカル「誰にも言わない」とKID FRESINO「Cats & Dogs(feat. カネコアヤノ)」を聴いて寝る。どうやら「Cats & Dogs」を聴きながら寝落ちしてしまったようで変な夢を見た。50回くらいリピート再生していた。

 

 5/29、午後の始業のとき、お昼に食べたそら豆の皮が奥歯にくっついているのに気づく。マスクの内側で変な音が立たないよう細心の注意を払いながら舌でこそぎ取る。成功。

 眠たいときに文字書くと眠たいときの字になる。そういうときは書き物はやめようと思ってるのに、眠いと思ってる自分とこれくらいの眠たさなら書けるといきがる自分とが対峙して、後者が勝つ。かつ結局眠くて文字が揺れる。

 

 5/30、新しく買ったプロテインが今まで買った中でも特に美味しくなくて悲しい。これまではGAMEBOYZさんがおすすめされていたチーズケーキ味のプロテインを飲んでいた。飲み続ける中で甘くないものでもいいなと思って無添加のものに切り替えたらこれがよくなかった。無添加のものは溶けにくくて、たとえ溶けたとしても泡立ちがすごくてほとんど泡を口に運んでるみたいだった。

 Huluで『たりなりふたり2020〜春夏秋冬〜』をラジオ代わりに流しながら部屋掃除をする。若林さんの終盤の言葉を書き起こし。

 若林「いや、偉そうって言われるかなめられるか、どっちか選ぶんだったら、3軍のエースでも生意気な変化球投げなきゃだめだなのよ」

(Hulu『たりないふたり2020〜春夏秋冬〜』より)

 夕方、K野さんがうちに遊びに来てくれる。『きょうの料理ビギナーズ』に載ってた料理を振る舞う。『ルポールのドラァグレース』や『約束のネバーランド』、『鬼滅の刃』を観たりした。それと『映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』というプリキュア5の映画をおすすめしてもらった。

 こないだK野さんはお勤め先のお仕事を終えられた。その慰労を込めて近所の洋菓子屋さんで買ったケーキを一緒に食べた。そのことについてずけずけ踏み入るつもりはない。だけど、K野さんの考えておられることを尊重しているし敬意を払っている。本人が一番迷ったり落ち込んだり考えている最中だろうから、自分から踏み込むつもりはないけど、話がしたいとき自分の窓は開いているよとそういう意図を込めたつもりだ。ほんとはもっと直接伝えられたらいいのだけど、まだ練習しているところ。

 K野さんに会ったときにときたま伝えていることがある。それは私の頭の中では、K野さんはお昼の帯番組のラジオパーソナリティをされていて、雑誌にエッセイの連載をいくつか持っている(生活に関するエッセイと旅行記を綴ったエッセイと読者から寄せられる悩み質問に回答する形式のものが少なくともある)。それとこれは話したことないけど、ロフトプラスワンでエッセイ本の出版記念やトークイベントをたまに行なっている。こういうことを伝えるのも冗談半分、愛着半分だ。

 

 5/31、シネマクレールでレオン・レ『ソン・ランの響き』を観る。1980年代のベトナムホーチミンが舞台になっている映画。好きな作品だった。タイトルのソン・ランというのは、ベトナムの民族楽器のことらしい。アルファベットではSong Loan、ソング・ロアンと呼ぶこともあるようだ。カスタネットと玉がバネで繋がったもので、床に置き足で踏むことで音を鳴らす。

 好きなシーンがいくつかあった。まず朝の街の風景。屋外のスピーカーから流れる音割れした音楽に合わせて、体操したりみんなの生活が始まる様子が素敵だった。それと、ユンの母が幼少期のユンにグアバのタネ部分を切ってあげるシーンとその後取り立て先の子どもたちと一緒に過ごす際に、グアバのタネ部分を同じように切ってあげるシーン。それと、ユンとリン・フンが一緒にファミコンゲームをするシーン。その瞬間は映っていなかったが、さりげなく、ユンがフンに自分の席を譲っていた。

 ユンの幼少期を描く上で、ベトナムの歴史を押さえておかなければいけない部分もあった。ベトナムの伝統歌劇であるカイルオンという一つの芸能が時代によってはプロパガンダ的な側面に用いられていたという背景。こないだの『在りし日の歌』でも思ったけど、アジアの各国史は断片しかわかっていないところがある。