・最近聴いた好きな曲
2/20（木）、Lauvくんが3月6日にリリースするアルバム『~how i’m feeling~』から、本アルバムを締める楽曲「Modern Lonliness」のミュージックビデオを公開した。今回のアルバムに通底する雰囲気を総括するような楽曲で胸がつんとするけれど繰り返し聴きたくなる。気軽に会って話ができる距離にいたり、たとえ距離的な障壁があっても電話やメッセージで友達や好きな人とやりとりできる今の時代なのに、みんなどこか億劫で、それなのにどこか手持ち無沙汰で、それぞれに寂しさを抱えて落ち込む様子を描いている。ミュージックビデオの後半、その感情はLauvくんだけでなく、様々な人が抱える相対的なものであることを引きの映像で描いてる。このアルバムが「Drugs & the Internet」から始まり、この楽曲に帰結するのが構成としてきれいだと思う。
みんなのリアクションや言葉に基づいて自分の行動を決めたくない
みんなに嫌われるかもしれないからって削除キーで僕の一部を消したくない
（Drugs & Internet - Lauv より）
・最近読んだ本
図書館から借りた柴崎友香さん『待ち遠しい』を夜寝る前などに読んでいた。印象に残った部分を書き起こし。
春子は、いつものんびりしてていいね、と人からよく言われる。確かに自分は、怒ったりすごくはしゃいだりすることはほとんどないので、そう見えるのだろう、と思う。だけどそれは、のんびりだとかおおらかだとかいうのとは少し違うと、自分では感じている。
とにかく、感情が上がったり下がったりすることや、無理をすることが、子供の頃から好きではない。皆で熱狂して盛り上がる学校行事は特に苦手だった。その期間は居心地が悪く、級友たちが練習に来る来ないでもめたり、あるいはみんなで力を合わせたことが成功して感極まって泣いたりすると、どうふるまっていいかわからず、家に帰りたくなった。
（柴崎友香『待ち遠しい』より）
・最近食べて美味しかったもの
2/20（木）、この日の晩ごはんは松屋でカチャトーラ定食を食べる。ジョージア料理のシュクメルリ御膳に続いて、今度はイタリア料理のカチャトーラを売り始めたらしい。今回のにはオリーブやズッキーニ、パプリカが入っていておいしい。鶏肉のトマト煮と煮込んだズッキーニのちょっとごりごりとした食感が好きなことを再認識する。
----
2/24（月）、3時半起床。岡山に戻る支度をする。元自室から一階に降りて、りんごの皮を剥いて食べる。ポットのお湯がほとんどなかったので加える。コーヒーを５人分淹れる。食パンを焼く。ヤマザキのダブルソフト。アオハタのいちじくジャムを塗って食べる。ダブルソフトはパッケージのデザインは好きだけど、食感は軽すぎる気がする。
5時過ぎに家を出発。フロントガラスに氷が張っていたので車内でエアコンをつけて調節する。8時前にレンタカー屋さんに返却に行かなくてはいけないので、ちょっと急ぎめで帰る。6時ごろ、真庭あたりでじんわりと移ろいゆく朝焼けの景色がきれいだった。
移動中、radikoのタイムフリーで『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴く。スペシャルウィークでメイプル超合金のカズレーザーさんがゲスト。カズレーザーさんの受け答えが色っぽくて静かに興奮する。話しぶりが鋭いようで、でも他の人であれば強調して話しそうな部分についてはフラットに話す。そのバランスに魅力を感じたのだと思う。
すっぴん！金曜日の放送をNHKらじるらじるの聴き逃しサービスで聴く。源ちゃんの現代国語では能町みね子さんの『結婚の奴』を紹介されていた。その中で源一郎さんがぽろっとこぼした言葉が耳に残った。
高橋「本は”みんな”って言わないからね」
（2020年2月21日放送『すっぴん！』より）
お昼にTOHOシネマズでアリ・アスター『ミッドサマー』を観た。自分の中でうまく咀嚼できていない。帰り道にcafe. the market mai maiで開催されていた安達祐実さんの写真展に立ち寄る。4月から始まるテレ東のドラマ『捨ててよ、安達さん。』が楽しみ。監督は『勝手にふるえてろ』の大九明子監督ということでますます楽しみになっている。
夕方、図書館に寄って予約していた本を借りる。
2/25（火）、4時半起床。Netflixで『テラスハウス』の最新話を湯舟に浸かって観る。お湯張りや温度調整ができるモニターの上にスマホを乗っけて、Ankerの防水スピーカーと2Lペットの水とタオルを持ち込む。
先週末に携帯を機種変した。ポートレートモードがどのくらい上手にできるかというのを時折風景でつい試してしまう。この日は通勤途中に木の枝にピントを合わせた。
今日は普段よりも長めの残業。仕事からの帰り道、昨日観たアリ・アスター『ミッドサマー』のことを思い出す。辛い気持ちから抜け出すために、自分がなんとなく頼りにしているけど、でもそこになんらかのもやもやを感じている対象に対して徹底的に嫌いになったり憎しんだりできるきっかけがあることは、もちろん辛いことでもあるけど、救いでもあるなあと思う。
帰宅して、ファミマで買った冷凍のつけ麺を食べる。一緒にセブンの根菜サラダと絹どうふ、納豆にごまドレッシングをかけて食べる。帰省のときに着た服が洗面台の横にそのままになって散らかっている。radikoのタイムフリーで『きゃりーぱみゅぱみゅのなんとかぱんぱんラジオ』を聴きながら、洗濯をする。合間に炊飯、お弁当のおかず作り。キャベツとブロッコリーの胡麻和え、ゆでたまご、れんこんの梅と海苔の佃煮和えを作った。
この日の夜、YouTubeでmabanuaさんの所属レーベルOrigami Productionのライブ映像を配信していたので観る。mabanuaさんのアルバム『Blurred』はmabanuaさんのくぐもった歌声とリバーブ抑え目なリズム隊が印象的な内省的で好きなアルバム。そのなかの「Scent」を最後に演奏されていた。月曜日にradikoのタイムフリーで聴いたFMGunma『mabanuaの50号より愛を込めて』の先週の放送でもリスナーからのリクエストで「Scent」を放送していたので記憶に新しかった。
2/26（水）朝起きてradikoのタイムフリーでTBSラジオ『アルコ＆ピース D.C.Garage』を聴きながら支度をする。平子さんのトークゾーンでMCを務めたライブで新ネタ「江戸の凧揚げ」をかけた話がとびぬけて面白かった。
出勤の道中、aikoさん「青空」を聴いた。
仕事中目薬を差す。角膜を潤しているのか、まつげを濡らしているのかよくわからない。マスカラとかをつけておられる女性は目薬するとき大変だろうなあ、とふと思う。
仕事終わりに筋トレとランニングをした。外出ると花粉症がとか、まだ肌寒いしという言い訳はいくらでもできちゃうなと思って、後回ししないようにした。筋トレをするとき、初めて家でシューズを履いた。それまではずっと裸足か、靴下を腕立てのときだけ脱いでいた。滑り止めになればいいというくらいの気持ちで履いたが、腕立てをするときにクッションが身体を上体に起こすのをサポートしてくれているような気がした。
今日は6㎞くらい走った。途中、tobi louさんの好きな新曲「Hot Tub Time Machine」が流れてペースが乱れる。走るのをそろそろやめようかと思ったタイミングでDua LipaさんのPhysicalとIZ*ONEのFiestaが続けて流れる。気分が高揚し勢いで50ｍ走を3本する。
帰宅して、プロテインを飲み、晩ごはんを食べる。湯舟に浸かり、Netflixでこの日から公開されたチャールズ・フォースマン『I Am Not OK With This』を2話分観る。淡々として好きなドラマだと感じる。主人公の気持ちが自分の心持ちに近くて居心地が悪くて良かった。ヤマシタトモコさんの『違国日記』が好きな人は好きになる作品だと思う。『ストレンジャー・シングス』のような超能力の要素もある。日記や他人との分かりあえなさがテーマの一部になっている。前にピロートークについてのことについてまとめを作ったが、自分はふいに訪れる性欲や快楽を求める様を正直に描く作品が好きなんだとふと思う。だから『違国日記』4巻終盤の描写が大好き。
ベッドに入り、radikoのタイムフリーでTBSラジオ『荻上チキ session22』を聴く。1時半就寝。今日は電気を忘れず消して寝た。
2/27（木）7時起床。電気を消して寝たので当たり前だけど、朝部屋が暗い。朝ごはんにフルグラとりんごを食べる。radikoのタイムフリーでニッポン放送『佐久間信之のオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴きながら支度をする。冷凍ごはんを600Ｗで2分20秒温める。その間におかず入れの容器にキャベツとブロッコリーの胡麻和え、茹でたれんこんを梅と海苔の佃煮で和えたもの、プチトマトを詰める。
この日もaikoさんの楽曲を聴きながら出勤する。昨日の夜、もともとツタヤでレンタルしてiTunesに取り込んでいたアルバムやシングルのタイトルに追記する。
例えば、『湿った夏の始まり』であれば『湿った夏の始まり ［Album］』と書き加える。こうすることで、ストリーミングの同アルバムとの区別がはかれる。これをしないと、プレイリストを作成するときに少し面倒なことが起きる。例を挙げると、『湿った夏の始まり』の「格好いいな」をプレイリストに追加する際、レンタルした方の「格好いいな（『湿った夏の始まり [Album]』）」が優先して追加され、プレイリストを共有した際に他ユーザーはその楽曲だけ反映されない現象がおこってしまう。これはライブラリにストリーミングの楽曲を追加する際もそうだし、Apple Musicの方から検索して追加しても同じ現象が起こる。
毎朝ぎりぎりの時間に出勤している。最近ずっとそう。職場の人にあいさつするのもどこか引け目を感じる。声だっていつも以上にぼそぼそとしているような気がするし、顔だってうつむきがちだと思う。同じグループの中では職場から距離が一番近いのに、ぎりぎりの時間に出勤しているので誰も口には出さないけど、もしかしたらなんか不満に思っているのかなとか考えてしまう。毎朝自分の席に腰を下ろしては、明日こそ余裕を持ってこようと思う。けど、毎日なんだかんだぎりぎりの時刻に出発してしまう。思うだけ。遅刻ではなく時刻ぎりぎりだから、まあ別にいいでしょと割り切って思っている自分と周囲に迎合しなくちゃと思う自分とが共存していて、気分が揺れるので余計に苦しいのだと思う。朝から自己嫌悪でもやもやしながら書類などを確認する。眠たくはなかった。
今日はたっぷり残業して疲れた。帰り道にセブンでMOWピーチ＆ラズベリーを買って帰宅。
