たぶん過剰にチンしてる

2023年11月9日(木)

8時に起きる。昨晩、職場の人と炭火焼のお店に行ったのにお風呂に入らずに寝てしまった。シャワーをしっかり浴びる時間はない。急いで髪と顔を洗って、香りをふりかけてごまかす。

行きの電車ではDuolingoをして、NHKラジオ『英会話タイムトライアル』を1エピソード聴いた。英会話タイムトライアルは毎月舞台となる国とテーマが異なる。11月の舞台はメキシコ。テーマは「家族について話し合おう」。今日のエピソードでは、兄弟の年齢差について、例えば「私は姉と二歳離れている」とか一人っ子であることを説明するボキャブラリーを学んだ。

おもにInstagramで去年くらいからphoto dumpというトレンドがある。ある日の出来事やある月に撮った複数の写真をまとめて1つのポストとして投稿するもの。見栄えする写真がその中に含まれることもあるが、どちらかといえば見栄えする写真よりもむしろ何気ない写真や自撮りを含んだ雑多な(感じに見える)かたちで投稿されることが体感的に多いように思う。ただ、Googleなどでphoto dumpについて検索すると、言葉の意味を紹介するページだけでなく、photo dumpのインスピレーションやアイデアとなるもの、完璧なphoto dumpの投稿方法など、結局はよりよいphoto dumpを目指す方向性も生まれてきつつあることがわかった。私はどちらかといえば大きな枠組みで一つ一つのことを取り上げるよりも、一つのことを顕微鏡で覗いてあれこれ考えることの方が好きだからphoto dumpは向いていないだろうなと思う。細々したことを延々と書き残したい。

ジョジョ・シワが使ってた「Photo Dump」ってどんな意味? - フロントロウ | グローカルなメディア

会議が長引いて少し残業。仕事終わりに書店に寄って三木那由他さんの新刊『言葉の風景、哲学のレンズ』を購入する。帰りの電車で『私の"初めて"日記』2話分を観て、三木さんの本を読む。本当は今週末に公開される『マーベルズ』に向けて『ミズ・マーベル』を観ておきたいが、『私の"初めて"日記』がずっと面白いのでつい後回しにしてしまっている。三木さんの本には懐疑論に関するトピックが紹介されていた。懐疑論のレンズで他者の痛みに注目するとき、他者が本当に痛みを確実に感じているかを証明することは難しい。そんな中、懐疑論的なアプローチにおける知識の側面と、目の前にいる人との関係における倫理の側面を切り分けて考えるスタンリー・カヴェルの考え方が興味深かった。自分は前者で確実な知識が得られるまで、目の前で痛みを抱えている人への対応を留保してしまうことがあるので、自戒の気持ちを持って読んだ。

晩ごはんを作る元気がなくて最寄駅の松屋でごはんを食べる。モバイルオーダーしようと思って松屋アプリを開くと、豚汁が100円になるクーポンがあった。一緒に頼む。松屋の豚汁は信じられないくらい熱い。あつあつな商品の代表的な例として、大戸屋のチキンかあさん煮定食がしばしば取り上げられるが、松屋の豚汁も引けを取らないと思う。特に絹どうふが熱すぎる。たぶん過剰にチンしてる。

帰り道はPodcastで『文化系トークラジオLife』の山本ぽてとさんと塚越健司さんのアフタートークを聴いた。10月末に放送された最新回「わかっちゃいるけど、やめられない~いま“依存”から考える」はすごく面白かった。ラジオを聴きながら自分にはこの依存があるなと思いながら聴いたので、また記録しておきたい。

そういえば私は『おじゃる丸』の星野くんがずっと好きだった。そのことを浴室で身体を洗っているときにふと思い出した。自分がクィアであることに気づいたきっかけを誰かに話すとき、ポケモンのタケシを取り上げることがこれまでに何度かあった。それは間違いなくそうなのだけど、容姿だけでなく雰囲気を含めて魅力的に感じていたのは星野くんだった。風呂上がりに星野くんについて調べてみると驚いたことがあった。それはおじゃる丸のアニメ第1シーズンで星野くんの声優を務めていたのは山崎育三郎さんだったということ。全然知らなかった。久しぶりに愛らしい星野くんを見てなにかグッズを所有・収集したいという気持ちが湧き立つ。Amazonやメルカリで星野くんのミニステッカーがあったらいいなと思ったがなかった。ずいぶん昔に販売されたと思われる定期を入れるポーチとガチャガチャ商品の小さいフィギュアと指人形が販売・出品されていた。

山崎育三郎さんが「おじゃる丸」にゲスト出演!宇宙人・星野の17歳の姿“星野セブンティーン”役に - NHK

ニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』にサルゴリラがゲスト出演していたので聴いた。面白かった。木曜日のパートナーはハリセンボン箕輪はるかさん。サルゴリラとハリセンボンは東京NSC9期の同級生。番組中、サルゴリラ赤羽さんがはるかさんのことを「箕輪ちゃん/はるかちゃん」、はるかさんは赤羽さんを「赤羽くん」、児玉さんを「児玉くん」と呼んでいた。ほんとに同期なんだ…!と改めて思い知る。番組中、とくに面白かった話題が2つあった。1つ目はキングオブコント1本目のネタであるルールさんによるマジックネタで削がれた部分の話。キングオブコントではコント終盤、児玉さん演じるルールさんが靴下ニンジンとペンチピーチを番組側で準備してもらうことを赤羽さんに伝えて暗転する。一方、劇場ではその後にまだルールさんからの注文が続く。当日は原付で行くこと、そのために駐車許可証の手配をお願いしたいこと、ルールさんの本名がノムラノリユキであること、ルールさんの叔母を番組の観覧に招待したいことを赤羽さんに伝えるらしい。午前中に区役所行って〜くらい面白いボケだと思う。この話題をナイツとはるかさんにするときに児玉さんが赤羽さんに(1つ目のネタの)オチってなんだったけ?とド忘れして尋ねていて、児玉さんらしいな〜と笑ってしまった。2つ目は東京NSC9期生の人たち(ライス、囲碁将棋、しずる、ハリセンボン、パンサー菅さん)が今年9月に福岡で開催した芸歴20年記念ライブに同じく同期であるサルゴリラが出演できなかったこと。サルゴリラには交通費が出せなかったらしい。キングオブコントに優勝したから今度こそは一緒にライブをしようとはるかさんが話されていた。同期のライブもやってほしいし、今度ハリセンボンチャンネルにもぜひ出演してほしい。

チョコプラのチャンネル登録者数200万人突破の生配信にもサルゴリラが出演していて嬉しかった。リモコンドッグという新しいグッズが登場。

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サルゴリラのほかにパンサー向井さん、しずるKAƵMAさん、ライス関町さんなど、仲良しの人たちもたくさん出演されていた。サルゴリラさんがラジオで出演した際によく話しているけど、今テレビで活躍している人たちに同期の人や仲良しの人たちが多いので、レギュラー番組にもゲスト出演しやすい土壌があることを話していたが、まさにそうだと思うし、それで萎縮せずにのびのび出演しているサルゴリラのお二人を見るとすごく嬉しい。先日の『新しいカギ』でも楽しそうだったし、共演者(特にチョコプラ松尾さん)も喜んでいるようで、そんな様子をテレビで見られるのがありがたい。

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