【雑記】生活の知恵袋と好きな番組のメモ

 最近になってようやく、日常的に使用するものや、長く使いたいものに手入れをするようになってきた。衣類用にホコリ取りブラシをこしらえて上着にブラシをかけたり、普段履いているくつにブラシやクリームをかけたりして長く使用できるよう努めている。こういう習慣は意識しないとなかなか定着できないものだと思うので普段からの心がけが大切である。

 しばらく前に土鍋を購入した。食材として加えた餡餅が鍋底に焦げ付いてしまいなかなか洗い落とせなかったが、重曹を加えた水を沸騰させたら面白いくらいにぶくぶくを焦げを剥がしてくれた。重曹はすごい。

 一人暮らしを始めてから使っている炊飯器も約4年お世話になっているだけあり、炊飯器底の熱板と呼ばれる部分に黒い焦げがあった。これは激落ちくんのようなメラミンスポンジでこすったところかなりきれいになった。メラミンスポンジもすごい。

 電子レンジも長年使っていると、蓄積された様々なにおいが手を取りあいニオイを発しはじめている。これにはオレンジの皮を入れてチンするとよいと記事で読んで実践した。これに関してはあまり大きな成果が得られなかった。相変わらずほのかにカレーのにおいがレンジからする。

 白いシャツの襟が皮脂で黄ばみやすい。これは中学生になってワイシャツを着だした頃からの悩みである。汗っかきである私はとにかく襟が汚れやすい。中高生の頃、他人の襟と自分の襟を比べ幾度落ち込んだことか。スプレータイプの洗剤や襟用石鹸など試してきたが、食器用洗剤が一番効き目があるように感じる。洗濯前に食器用洗剤で襟を手洗いすると皮脂を手洗い中と洗濯中に洗い落ちやすい。以前よりはたしかに黄色に変色しにくいように感じる。

 

 テレビやラジオを視聴する中で、これは忘れたくないなと思う瞬間がよくある。メモし忘れて、TVerでの視聴期間が終了してしまったり、radikoでのタイムフリー期間が終了してしまうことも少なくない。最近メモしたものをいくつか記録しておく。

 2018年1月8日、テレビ東京系新春ドラマスペシャル『娘の結婚』中井貴一演じる父・國枝孝彦と波瑠演じる娘・國枝実希が嫁入り前の最後の年末を二人でゆっくり過ごすシーンのナレーションにぐっときたのでメモした。

私たちは話した。他愛のないことばかり。
玄関のたたきに冬のダンゴムシがいたこと。
マコトくんの家にあったマグネットのパズル。
来年の阪神タイガース。廊下の切れかかった電球。
アジフライには塩。徳利とお猪口のちがい。
町内会の会費が未納だということ。
どうでもいいような話を、大切な日常の話を、
きっといつか懐かしくて泣けてきそうな他愛ない話を。
こんな夜はもう二度と、来ないかもしれないから。

 2018年1月28日、ラジオ日本『前野健太のラジオ100年後』。みうらじゅんゲスト回。

男キッスについて。

 ノンケでも(キスを)してもいいじゃないか。男と女がするように、長い付き合いになって、ねえ、せっかく男同士で盛り上がってんのに、なんか、キメがないっていうのが、飲み屋の帰りとか、悔しいもんでよく山田五郎とかとはキスしたりとかしてたのよ。キスすると「ほんじゃね」ってほら、タクシーで別れられるんだけど、なんかぐずぐず男の飲み方って終わるじゃないですか。「ん〜、またね」みたいな。そこにね、やっぱタクシー乗り場のそっとタクシー止めてから乗る前にチュッと一発やるとね、男キッス決めるとね、なんか気持ちよく別れられるっていうか、それの提案の歌を作ったんです。

 2018年1月30日、Fm yokohama 松重豊『深夜の音楽食堂』。おたより大作戦回。自信はどうやってつけられるのかという大学院生からのお便りに対する回答。

 そうですね、まあ、10代・20代のころはね、自信っていうものはね、なかなかね。自信を継続させるだけの、まあ、それだけの蓄積もないもんですからね。あの、自信がないなあって思いながら頑張ってれば、なんとかなってくもんじゃないかなと思うんですけどね。
 ぼくらの年になってくると、自信っていうものはそれが下手するとその瞬間慢心というものに変化してしまって、そこから自信があったものから奈落の底に突き落とされるっていうことだってあると。日々やっぱり初心にかえるっていう思いでやらなきゃいけないって風には心がけているんでね。
 自信ってものはつけようと思うよりも、えー、なんだろう、なにかこう、仕事でも勉強でもなにかこう、求められたものに対して自分が自在に答えを出せる、自由になるっていうことに慣れればね。なんかこう、自信ってわけじゃないけど。要するに仕事に対しても、学問に対しても自由だな、楽しいなって思えれば、なんとなくそれが自信だったりするのかもしれないし。そういうふうに、自由に、自在に楽しめるようになればと。
 そうなっていけば、まあ55歳くらいには、なんとなく自信あるのかないのかなっていうぐらいのところにはいけるかもしれませんね。そんなね、まだまだ今は苦しんでください。ええ、思いっきり苦しんでください。そのうち楽しい老後が来ますから。お便りありがとうございました。