普段使っている文房具

私が普段使っている文房具を紹介します。会社名、商品名、その商品に関することなどをつらつらと書いています。

 

ボールペン

三菱鉛筆ジェットストリーム 黒 0.7mm(165円)

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2006年に誕生したボールペン界、ひいては文具界の覇者。それまでのボールペン界に整備されていなかった、なめらかな書き味、くっきりと濃いインク、すぐれた速乾性という3つの側面を大きく改善することに成功した油性ボールペン界のマスターピース。私はブレンよりもジェットストリーム派です。

 

パイロット|アクロボール4 0.7mm(495円)
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油性ボールペンではジェットストリームのサブとして使っているアクロボール。ジェットストリームももちろん使いやすいのですが、ジェットストリームだけに偏るのもよくないなと思って、4色ボールペンはパイロットのアクロボールを使っています。というのも、単色のジェットストリームスタンダードのインク持ちのよさに慣れてしまうと、多色タイプのジェットストリーム替芯のインク量はどうも心もとない気がします。

また、多色タイプのジェットストリームはクリップがプラスチックもしくは金属で成形されているのに対し、アクロボールはゼブラのサラサクリップシリーズのように、バインダークリップ式になっているのが個人的に嬉しい点です。

グリップ部分は、斜めの線が平行に入っていて持ちやすく、ほどよいクッション性もあり長時間の使用に対する疲れにくさも考えられています。私は手汗かきなので、半透明グリップが他の人よりもはやく黄ばみがちで恥ずかしいです。

 

パイロット|フリクションポイントノック ブラック 0.4mm(275円)
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油性・水性に関わらず、最近メインで使っているボールペンです。フリクションはたしかに便利だけど、インクがなめらかに出ないからね〜というそれまでのネガティブなイメージを打ち破った2019年発売の革新的な一本です。ペン先が細いため、紙手帳への書き込みなど、スペースの限られたところで大いに活躍しています。

その革新をもたらした技術の一つに、ペン先の工夫があります。ボールペンのペン先は、大きく分けて2つの部分で構成されています。1つ目は紙に触れるボール部分。2つ目はボール部分にインクを運ぶチップ部分です。パイロットはペン先が細くてもインクが途切れず供給できるよう、細書きに適したパイプチップとインク供給量の安定したコーンチップの双方の長所を兼ね備えた独自のシナジーチップを開発しました。

このシナジーチップの技術は、フリクションポイントノックが起源ではなく、2016年にジュースシリーズの新製品として発売されたジュースアップに採用されたもので、それをフリクションシリーズにも流用したかたちです。私もポイントノック発売以前はジュースアップを使っていましたが、フリクションポイントノックもジュースアップのインク、なめらかな書きごごちに匹敵するので、機能性で勝るフリクションポイントノックに乗り換えました。

油性ボールペンの改良はいまだになかなか三菱鉛筆ジェットストリームを越えられず、各メーカーはいかにジェットストリームに追随するかという現状がありますが、その間に水性ボールペンはペン先の変化(例:パイロット・ジュースアップ)、速乾性の向上(例:ゼブラ・サラサドライシリーズ)、濃さの改善(例:三菱鉛筆・ユニボールワン)など、様々な方向性で各社が従来の商品からの着実な改良を積み重ねている感じています。

 

パイロット|フリクションポイントノック オレンジ 0.4mm(275円)
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ポイントノックのブラックと一緒に使っています。フリクションシリーズのオレンジの色味が好きです。

 

三菱鉛筆|ユニボールエア 黒 0.7mm(220円)
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筆圧やペン先の傾け方によって0.4〜0.6mmまで描線幅を変えられるユニボールエア。筆圧によってインク量が調節できるという点で、より気軽に使える万年筆のような製品だと思います。万年筆を手入れできるほどは使えないけど、カジュアルに万年筆のような書き心地を楽しみたい人にはうってつけのペンです。ペン先は紙との摩擦が少なくなるよう、金属にプラスチックでカバーされており、よりスムーズな書き味を味わえます。こちらは紙手帳よりもB5サイズのノートなどの使用使っています。このペンの特性でもあるとは思うのですが、ボールペンやサインペンに慣れすぎると、書き出しや書き終わりのにじみがやや気になります。

  

三菱鉛筆|ユニボールエア 赤 0.7mm(220円)
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三菱鉛筆|ユニボールエア 青 0.7mm(220円)
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サインペン・カラーペン

ぺんてる|サインペン 黒(110円)

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1963年発売のサインペン界の重鎮、ぺんてるのサインペン。キャップを開けたところにある小さな穴は、サインペンのペン軸内部の圧と外気圧を調整することで、インク漏れを防ぐ役割を果たしています。ジェットストリームと同じく、コンビニなどでも気軽に購入できるという商品へのアクセス度が高いというのもメリットの一つです。

ペン先がしなる筆タッチサインペンシリーズも色味が豊富で好きですが(ラメ使用はちょっといや)、購入当初カチカチのペン先が使用すればするほど潰れていく移ろいが感じられるサインペンシリーズが好きです。

 

ぺんてる|サインペン 赤(110円)
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ぺんてる|サインペン 青(110円)

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パイロット|フリクションファインライナー ブラック(132円)

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極細のサインペンのような書き心地であるのに加えて、通常サインペンとは異なり、ペン先が潰れない独自のプラスチックのペン先を採用している、いいとこ取りのパイロット・フリクションファインライナー。

謳い文句通り、ペン先は確かに潰れません。これは、この商品の大きな魅力です。一方で、プラスチックのペン先によって、他のボールペンやサインペンと異なり、ペン先の乾きにはまだまだ改善の余地があると感じます。私はなにかにつけメモをつけたがるところがあって、映画とかを観るときもたまにメモを取ったりします。(劇場でメモをとるときはできるだけ周囲の人の迷惑にならないように座席を選びます)暗闇で自分の手元が判然としない中、感覚だけを頼りにメモを取ることになるので、リアルタイムで何を書いたかを確認することはできません。映画終わりにノートを見返すと、書き出しが薄かったり、インクが乗っておらずペン先の圧力がかかった痕跡しか残っていないことがしばしばありました。キャップを開けて、ペン先をずっと出している状態になるので致し方ない部分でもありますが、この点が改良されるとよりいいなと感じています。

 

パイロット|フリクションファインライナー オレンジ(132円)

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ポイントノックと同じく、フリクションシリーズのオレンジが好きです。

 

パイロット|フリクションカラーズ ブラック(110円)

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ぺんてるのサインペンと比較しながら最近使用しているサインペンです。

 

パイロット|フリクションカラーズ コーラルピンク(110円)
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蛍光ペンほどの幅はいらないけど、線を引きたいときにつかっています。フリクションカラーズはピンクや紫の淡い色味がバラエティ豊かでおもしろいです。

 

パイロット|フリクションカラーズ グレー(110円)

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グレーのボールペン、サインペンが好きです。ゼブラ・サラサクリップのグレーに始まり、無印良品・ゲルインキボールペンのグレー、ゼブラ・紙用マッキーのグレーを経て、今はパイロット・フリクションカラーズのグレーに漂流しています。

 

シャープペンシル

無印良品|ポリカーボネイトシャープペン 0.5mm(80円)

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ぺんてるのスマッシュやグラフギアなどを経て、ここ5年くらいは無印良品のポリカーボネイトシャープペンを使い続けています。値段も手頃で買い替えやすく、三菱鉛筆・アルファゲルシリーズほどの握り心地は必要ないけど、低重心のシャーペンに多く見られる金属グリップは長時間使うには疲れる私にはちょうどいいグリップです。

ただし、これもグリップが半透明のため、うっかりすると黄ばんでいます。これ人に見られたら恥ずかしいってなったら買い替えます。

 

消しゴム

サクラクレパス|アーチ60(66円)

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消しゴムは高校生の頃からアーチを変わらず使っています。消しゴムに重視するのは、簡単に折れない弾力性と、消しかすのまとまりやすさの二つです。アーチは消しゴムをしまうスリーブがアーチ状になっており、消しゴムがケースに食い込むことを防いでくれます。サイズは60と100の2種類あります。もうワンサイズ上の100は使い切れた試しがないので、60をずっと使っています。 

 

筆箱・ペンケース

無印良品|ナイロンメッシュペンケース・スクエア(390円)

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なんだかんだ3、4年くらいこれを使っています。文具店に立ち寄ると、そろそろ買い換えようかなとふと思うときもあるのですが、このペンケースは素材が頑丈で、なかなか壊れる気配がないため、なんだかんだずっと使っています。あれこれペンを入れているので、外から中が見えるのも重宝しています。

 

おまけ

今回の記事と同様の内容をPodcast『mudaの録音』の中でも紹介しました。本記事の内容に加えて、文字にすることで検索に引っ掛かったら恥ずかしいと思って、地元の鳥取、大学で過ごした仙台、今現在暮らしている岡山それぞれの文具店のことも話しています。(検索避けのためにPodcastが使える!という活用事例に気づきました。)

 

定期的に見ているサイト

サクラクレパス

全国の文房具を取り扱うお店に置かれているフリーペーパーです。高校生の頃から愛読しています。

高畑正幸さんによる文具に関するWEBサイト。YouTubeの最新文房具解説動画も面白いです。

今の日本のボールペンシーンを代表する48本を、OKB総選挙管理委員会が選抜。その中から、あなたの好きなペン(推しペン)に投票してもらい、日本の「筆箱のセンター」を決める一大投票企画です。

(OKB48選抜総選挙HPより)