ズレた間のワルさも

2021年1月17日(日)

この日は休日出勤。起きがけに読んだ白央篤司さんのつぶやきが自分のことを言われているようで頭に残る。

 これを読んだとき、一緒にDua Lipaの「Boys Will Be Boys」の歌詞も思い出した。

Isn't it funny how we laugh it off to hide our fear

(怖いのを隠すために笑い飛ばすのってウケない?)

When there's nothin' funny here

(ウケることなんて何もないのにね)

 

2021年1月18日(月)

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休日出勤の振替。朝、ダンケに行ってモーニング。ダンケはモーニングでサンドイッチかトーストが選べる。この日はサンドイッチが切れているとのことで、トーストを食べる。道中のコンビニで買った毎日新聞を読む。

 

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お昼、ミレンガでビリヤニを食べる。昨年末、鳥取の友達と岡山で会ったとき、お昼にミレンガでカレーを食べたとおっしゃっていたのを覚えていて、ずっと行きたいと思っていたが、年明けはずっと営業時間を短縮していたためようやく自分も足を運べた。店員さんが気さくだったのでもっと具材のことを聞けばよかったなあと思いながらあんまり食べたことないスパイスを咀嚼する。

 

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自転車に乗って河川敷を走っているときに猫を見かける。

 

シマ・シンヤ『ロスト・ラッド・ロンドン』1・2巻

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朝、丸善に行ったときに表紙を見かけて面白そうだと思った『ロスト・ラッド・ロンドン』をKindleで購入して読む。月刊コミックビームで連載しているロンドンを舞台したクライムサスペンスもの。すごく面白かった。翻訳マンガみたいなコマ割りやセリフの配置も新鮮。さらっとテイクアウェイとかイギリス英語を使ってるのも勉強になる(アメリカ英語ではテイクアウト?)。髪型のフェードとか刈り上げの描き方が適当なのに上手いのがすごい。3巻が春に発売されるらしくすごく楽しみにしている。


SHELLYのお風呂場(YouTubeチャンネル)

昨年末から始まったSHELLYさんのYouTubeチャンネル。アフターピルや性的同意など性に関する話題を月1回ペースの配信と10分程度にまとまった動画との2種類に分けて投稿されている。チャンネルの監修には、サッコ先生こと髙橋幸子さんが携われている。配信中、SHELLYさんが主観に基づいて話してしまったことの訂正や、視聴者から寄せられたコメントに対して補足をするなど、丁寧で真摯な姿勢に敬意を抱く。

 

2021年1月19日(火)

Amazon Music『生活が踊る歌』

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TBSラジオジェーン・スー生活は踊る』金曜日の洋楽コラムから派生したAmazon Musicで配信している高橋芳朗さんとジェーン・スーさんによるポッドキャスト。最新話まで聴く。2020年の音楽を振り返る話では、以前友人のゆずひめさんとポッドキャストを収録した際、ゆずひめさんが話していたDua Lipaの「Break My Heart」の時代とのシンクロ性の話、ディスコリバイバルについて話題に上がっていて、面白かった。

 

 

2021年1月20日(水)

仕事終わりに職場の後輩と一緒にジョギング。3km走る。ダウンをした帰り際、後輩から好意があることを伝えられる。しまったと思う。自分は思い上がることや勘違いすることがよくある。後輩とは、これまで一緒にジョギングをしたり、映画を観に行ったり、職場の先輩のプレゼント選びに行った。親しくしてもらっていると思っていたけど、男性性をあんまり全面に出さない自分が恋愛対象ではない存在として過ごしやすいのかなと思っていた。

自分のセクシュアリティをフランクに話せるタイミングは思い返せばいくつもあった。でもその度に、まだいいかなとか、今のタイミングはもしかしたら驚かれるかもと自分を甘やかして先延ばしにした。僕は誰かに自分のセクシュアリティを話すとき、できればその人に自分のセクシュアリティ以外で形成される自分も知っておいてほしいと欲張りにも思ってしまう。セクシュアリティは自分を形成する一部であって、多くのことをそのことだけに強く結び付けられるとそれはそれで窮屈に感じるからだ。

だからと言って、相手に好意を伝えられてから、実はね…と話すのはずるいと自分でも思う。かといって適切なタイミングも分からない。実は適切なタイミングなんてそもそもないのかもしれない。

気持ちを受け取ったことと、恋愛的な好意はないが後輩のことを尊敬していること、一緒にいて楽しく過ごしやすいこと、自分のセクシュアリティのことを話した。お互いの気持ちは今はちょっとざらざらしてるかもしれないけど、それがもし摩耗したらまたジョギングしたり、遊んだりしようということで解散する。

思い上がってて格好悪くて間が悪くても、自分から先に話すのが今の自分としては罪悪感がないなと感じる。ちょうどいいタイミングって何だろうと思いながら一人追加で5km走って帰宅する。