2020年7月によく聴いた曲をまとめました。最後にApple MusicとSpotifyのプレイリストを掲載しているので、アイスを食べながらごろごろしているときなどお時間のあるときによろしければぜひ聴いてみてください。
プレイリストに追加した曲の中から7曲紹介します。
・Wonder Wall (feat. 5lack) - PUNPEE
7月1日にリリースされたPUNPEEさんのEP『Sofakingdom』の5曲目に収録されている楽曲です。なんとなく永遠に続きそうな日々はなんとなくは続かないことが歌われていてそうだよなあと思いながら聴きました。お二人のエピソードがどこか生々しく感じていたところ、HOUYHNHNMのインタビューの中でその点について5lackさんの意向もあったことをPUNPEEさんが話されていました。読み応えのあるインタビューでおすすめです。
・Girlfiend - Charlie Puth
初めて聴いたとき思わず「biiiiiitch....」って言葉が漏れました。納涼感を味わえる音作りで、今夏の避暑地ソングだと勝手に思っています。かつて『久保みねヒャダ こじらせナイト』でCharlieの作曲いいよねとお話されていた槇原敬之さんとヒャダインさんの様子を、Charlie Puthがいい曲を書くたびに思い出します。あの二人が意気投合しているシーンをまた見たいです。
・Melbourne (feat. TangBadVoice) - Morvasu
タイ・バンコクのインディーレーベルWhatTheDuckに所属するMorvasuの約1年ぶりのニューシングルです。客演にはラッパーのTangBadVoiceを迎えています。
客演アーティストが楽曲中のどのパートで入るかはいくつかパターンがあるように思います。私は2番のAメロもしくはBメロで入ってくるタイプの楽曲が好きな傾向にあることを最近気づきました。この楽曲では2番サビのあとにTangBadVoiceのラップパートが入るタイプです。
Cメロの”When you with me มันช่างพอดี When you with me, I felt …"の2回目のWhen you with meを少し跳ねるように歌いアクセントを作っているところがCメロの作りとして上手だと思います。
・Giddy Up - Aisho Nakajima
Aisho Nakajimaさんが5月にリリースしたGiddy Upのミュージックビデオを公開しました。ミュージックビデオのファッションの一部やラップの抑揚からは、AishoさんがリスペクトしてやまないというNicki Minajの影響を強く感じます。このMVの撮影はザ・リッツ・カールトン東京の一室で行われ、カメラ役として青山テルマさんが携わっています。
・Rhythm Nation - Janet Jackson
1989年にリリースされたJanet Jackson4枚目のアルバム『Rhythm Nation 1814』に収録されている楽曲です。青山テルマさんの著書『人生ブルドーザー』の中で印象深いアルバムとして取り上げられており、そのことがきっかけでよく聴きました。私は80年代〜90年代の洋楽に触れるとき、カバーきっかけに知ることが多く、この楽曲も『glee』シーズン4でパロディされていたのを契機に聴くようになりました。
ここからは期待を大きく含んだ自分の勝手な妄想ですが、年末にリリースされる予定の青山テルマさんのアルバムの中には、本楽曲のような青山テルマさんにとってのルーツミュージックを色濃く反映した楽曲が一部収録されてほしいと思っています。もしも違ったとしてもそういうあれこれと思いをめぐらすことが作品への愛着を育む時間になると思います。楽しみです。
・Let Me (feat. Devin Morrison) - Crush
SO CLASSIC...80年代〜90年代のR&Bの匂いが充溢しています。大きな展開を作ったり、今っぽいフロウを持ち込んだり、トラップ系の楽曲で多用されるチキチキ音を加えることなく、一貫した穏やさで完結する感じもその時代へのリスペクトを感じて素敵だと思いました。Bruno Marsの「
・Hoody & Bronze - Submarine
韓国のシンガーソングライターHoodyの新曲。Aメロ3小節目のメロディのうねりが好きです。思いを寄せる人との逃避行を歌った楽曲だと解釈しています。
バナナをラップなどで密封して冷蔵庫に保存すれば、腐らず1ヶ月ほど持つということを最近になって初めて知り、実践しています。Doleのホームページなどでは保存方法としてこれまでも紹介されていたようなのに全然知りませんでした。バナナがいたまないことを最優先に考え、追われるようにバナナを食べていたかつての日々。そんな自分で勝手に作った責務から解放され、自分の好きな、買いたてのちょっと固めな食感を最初の一本から最後の一本までずっと楽しめる、充実したバナナライフを送っています。来月もどうぞよろしくお願いします。