模様替え

 5/3、この日は雨模様。気温もここ数日からするとやや低め。日中はぽかぽか陽気の日も増えてきていたので、着る服もパーカーやスウェットからロンTや長袖シャツへ衣替えしつつあったのだけど、乾かしていたパーカーを再び着る。気温が途端に下がってしまうと着る服の適応がうまくできなくなる。特に14度〜19度くらいのとき、どんな服装をしたらいいのか毎年分からなくなる。こういうときに風邪を引く。

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 部屋の模様替えをする。これまで部屋の中央に机を置いていたが、壁に向かって作業することが自分に向いているとふと思い立って机を小窓があるところに移動させる。居心地がよくなったので模様替えを思いつきすぐ行動に移した自分を褒める。

 寝起きに『マツコ&有吉 かりそめ天国』を観る。ここ最近、かりそめ天国では過去の放送をそのまま放送するのではなく、これまでの放送をテーマごとにまとめた総集編として放送している。こないだはアンジャッシュ渡部さん、今週は四千頭身後藤さんのご家族のまとめだった。後藤さんの妹さん・まりもさんのスマホを片時も離せず、ロケに集中できない様子が愛おしかった。来週は飯尾No.1。

 今後あるとすれば、おかずクラブオカリナさん、オアシズ大久保さん、浜口京子さん、チャンカワイさん修行、狩野英孝さん回、蛭子能収さんの旅行代理店企画、アンガールズ山根さん自腹回、ガチガチランキングなどでの宮下草薙の草薙さん、ハナコ岡部さん回とかがあるかもしれない。

 GWは買ったままになっている本を読もうと思い、志村貴子『おとなになっても』1、2巻を読む。家族を単純に描かない志村先生の作品が好きだ。それと長い付き合いによって生まれるスキンシップであったり、言葉のやりとりや会話の省略みたいなものの描き方にどきどきする。当事者間では新鮮味を失ったコミュニケーションが当事者以外には新鮮に感じるというのが頭ではわかるけどまじまじと触れると不思議な気持ちになる。

 

 5/4、この日は二度寝か三度寝くらいして、11時くらいに目覚める。お昼からラジオ体操、筋トレをして走る。朝からバナナ2本しか食べておらず、空きっ腹だったため、ほどよく空腹を満たそうとあたりめを食べる。が、これがよくなかった。走ってる最中、自分の口内からあたりめの残り香が断続的に漂い、走れば走るほど具合が悪くなる。こんなことならあたりめを食べなければよかったし、せめてガムでも噛んでくればよかったと後悔する。この日は20kmくらい走ろうと思っていたのに、10kmくらいでばててしまって、そのあとは10kmくらい歩いた。これはたぶんあたりめのせいではないのだけど、私には矛先が必要だった。『劇場版 架空OL日記』が観たくなる。

 走る最中、K野さん宅に寄ってポストに借りた漫画を返す。一緒に最近買って読んで面白かった中憲人さん『雑な生活』と温泡の入浴剤を投函する。『雑な生活』は、高野文子るきさん』がお互い好きなので、たぶん気に入ると思う。同様に考えている人がいないかSNSで検索したら、テーマが通ずる作品として魚南キリコさん『ハルチン』と石黒正数さん『木曜日のフルット』を挙げておられる方をお見かけする。前者の作品はこの検索で初めて知った。後者は本屋さんで表紙を見かけたことがある漫画だった。今度どちらも読んでみようと思う。温泡の入浴剤はこないだPodcastを収録したときにゼラニウムローズマリー、サイプレスなどがブレンドされたルームフレグランスを使っておられると話されていたのでゼラニウムのものにした。

 近所のコンビニがどうにも寄りにくい。というのも、店員さんがぐいぐいくるからだ。そのコンビニでは2Lの水や氷を買うことがしばしばあるのだけど、重さなどを心配してか、「家は近いの」とか「晩ごはんはもう食べたの」とかそういう類のことをずけずけと尋ねてこられる。それでも機嫌を悪く対応するのも悪いと思って、その場の会話をなんとかやり過ごし、逃げるように会計の最後に「ありがとうございました」と言うと、それに対抗するように「こちらこそ」と力強く言われる。会計でぐったりしてお店を後にする。

 スーパーで花を買った。自分は花卉に明るくないので、花屋さんや街中で見かける花の名前がよくわからない。今日買った花も「季節の花」という名前で売られていた。もどかしい。

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 夜、ほうれん草カレーを作る。レシピ通りに作ればいいのに、食材を使い切りたいというエゴで色々無視したらあんまり美味しくなかった。


 5/5、
午前中、好きだった人から久しぶりに連絡がくる。気負わず連絡ができたのがよかったと個人的に振り返る。

 部屋干しの乾燥が中途半端で普段使っているタオルから変なニオイがする。タオルのニオイを取るために、コインランドリーへ行き、タオルをまとめて高温乾燥させる。こうすることでニオイが飛ぶとTBSアナウンサーの宇内さんが言っていた。

 バランスボールに乗るのが得意になり始める。パソコンで動画などを観るとき、足を付けずに、ボールに足を絡めるようなかたちで座りっぱなしで1時間くらいはキープできるようになる。

 Netflixでライアン・マーフィー『ハリウッド』を観る。観始めたら止まらなくなり1日で観終える。同じくライアン・マーフィーが手がけた『glee』に登場するサンディでも感じた、敵に回したら手強そうなゲイの人物造形が巧いと思う。 それといかにも悪そうな役柄に、人間味というかどこか奥ゆかしさみたいなものを加えるのも巧いと感じる。

 SexyZoneマリウス葉さんのジュニアアエラでのコラムをWEBで読む。10代の読者から寄せられる悩みについてマリウスさんが答えるというもの。どの回答にも質問者を尊重し、その悩みってこういうところが難しいよねと受け止めた上で、自分を大切にすることや自分で選択した興味関心やりたいことを大事にして探求し続けることなど、肯定的な優しい言葉が書き綴られていて元気をもらう。

 日本って仲いい友達でも「君のこういうところが好き」とか、あまり言わない文化がある。でもこれからの時代は、ちゃんと言い合える関係性をつくっていくことも重要なんじゃないかな。

 結局、自分の可能性を制限しちゃう最大の敵って自分だと思う。ゆうこさんも他人じゃなくて自分に集中して、自分を褒めてあげて。自分の人生は自分中心でOK。自分が主役なんだから。ね?

2019年9月号『月刊ジュニアエラ』より) 

 ジュニアアエラだけでなく、雑誌『SPUR』でもこの春から対談の連載が始まったらしい。それも気になっているので近々読んでみようと思う。

 

 5/6、先日姉にすすめられた神田伯山さんが出演された『ファミリーヒストリー』をNHKオンデマンドで観る。個人的に『ファミリーヒストリー』はけっこう体力が必要になる番組だと思っていて、好きな方がゲストでもなかなか最後まで観れないことが多いのだけど、伯山さんの回は突飛な話が立て続いて関心が離れなかった。以前Tシャツ姿の伯山さんのお写真を見たときに肩幅が広いと思ったことがあって、格闘技や柔道に熱を注がれる伯山さんの祖先の方の話を聴いて決定的な因果関係はないかもしれないけど、どこか腑に落ちた。

 夕方走る。この日は16㎞くらい走った。走りながら、TBSラジオアルコ&ピース D.C.Garage』、JFNきゃりーぱみゅぱみゅのなんとかぱんぱんラジオ』、FM Gumma『mabanuaの50号より愛をこめて』を聴く。玄人向けだと思って楽しく聴けていなかったTom MischとYussef Dayes『What Kinda Music』のアルバムについて解説されておられた。聴いたことのない言い回しだけど、勉強になったので書き起こし。

 今日ピックアップするのはこちらの楽曲です。Tom Misch & Yussef Dayes「Last 100」ですね。はい、素晴らしいチョイスですね、FM Gummaさん。はい、まあこの番組を忖度していただいている部分はあるかと思いますけれども、なかなかこの曲選ぶラジオ局ってないと思うんで、流石でございます。(Tom Misch、Yessef Dayesの紹介のため中略)

 いわゆるまあギタリスト・プロデューサーとドラマーのコラボということですね。2人ともこれイギリスをね、ベースに活動するアーティストなので、まあいずれコラボするだろうなという予測はしておりました、僕も。しかもこのYussef Kamaalも解散しちゃいましたからね。そうなると、Yussef Dayesは何をするんだと思うと、まあTom Mischとねコラボとか、こういろんな人とコラボをするだろうとは思ってましたけれども。

 で、今回の「Last 100」、ここまで素晴らしいとはね、正直びっくりです。二人の相性。Tom Mischもちょっとボーカルのアプローチを若干変えてきたなあというところがあって。Tom Mischって一本、いわゆるシングルと呼ばれるんですけれども、声一つで歌い切ることが今まで多い印象があるんですけど、今回なんとダブル、声を二本重ねて、ちょっと独特なモジュレーションの効果を生む手法があるんですけど、ダブリングっていうんですけどね。声二本重ねて、今までのTom Mitchのボーカル像から一歩進んだ感じのね。で、比較的キーもちょい高めでね、ファルセットっぽい部分もあったりとかして。最初だから誰が歌ってるんだろう?って一瞬思ったんですけどね、クレジット見たら一応Tom Mischって書いてありますね。これはなかなか面白いと思います、はい。

 あと、このYussef Dayesなんですけど、これイギリスのジャスドラマーって書いてますけど、いわゆるまあ4ビート系のそのチン、チチ、チン、チチみたいなジャズドラムだけではない人なんですよ。どちらかといったらファンクとかソウル、まあこういったビートミュージックを中心に活動しているドラマーで、すごくね、いいんですよ。で、何がいいかっていうとね、ちょっとね、ダーティーなドラム?あまりうますぎないドラムっていうとちょっと語弊があるんですけど、メトロノームに対してきっちりきっちり叩いていくドラマーではなくて、僕が大好きなそのメトロノームの拍と拍の間をね、ちょっと揺れたりする、独特の訛りがあるって言ったらいいんですかね。そういったグルーヴを叩くアーティストで、やっぱいいんですよ、人間的で。

 で、しかもこれすごいマニアックなんですけど、ドラムって表と裏に皮が貼ってあるわけじゃないですか。だけど昔のジャズドラマーとか、ファンクのブラックミュージックのドラマーって、後ろの皮を外してたんですよ。そうすると、ボンボンボンっていうやつがトゥントゥントゥンってこうちょっと乾いた、枯れたサウンドになるんですね。で、このYussef Dayes自身もそういうふうに裏のヘッドの皮を外してドラム叩いてて、この音源の音を聴くとたぶんそうだと思うんですけど、これってやっぱり70年代80年代の昔のオーセンティックなドラマーに対してのちゃんとリスペストがあるサウンドっていうんですかね。そういったサウンド作りをちゃんとしているところがすごいいいなと。で、なかなかこういうのって、今のドラマーやらないので、そういう意味でもすごく音作りからしていろいろ勉強になるドラマーなんですよね。ただうまいだけじゃだめだということをね、改めて教えさせてくれるこのYussef Dayesなんですけれども、まあTom Mischもそういう感じありますよね。技術だけじゃちょっと語れないよさみたいなのが彼はあるので。そういうところも感じ取って聴いていただけたら嬉しいかなというふうに思います。

(2020年5月4日放送 FM Gumma『mabanuaの50号より愛をこめて』より)

 夜、大学の時に『ファーストクラス』を一緒に観ていた友達3人とオンライン飲み会をする。みんなの近況が知れて嬉しかった。みんながおいしそうなお酒を飲んでいたのでもう少し奮発していいお酒を準備すればよかったと思う。たかくんに昨日観た『ハリウッド』の話をすると、同じくライアン・マーフィーが製作の一人として携わっている『アメリカン・ホラー・ストーリー』の黙示録とカルトをおすすめしてもらう。旅行とか行けるようになったら台湾に行きたいねという話をした。なんとしても行きたい。