9/14、スタバでアイスコーヒーを頼んで日記を書く。すごく時間がかかった。
K野さんを誘って、演劇を観に行く。柴幸男『わが星』を岡山の大学生が演じたもの。予備知識をほとんど入れず鑑賞する。開演までに会場で流れる口ロロの音楽に気分が高揚する。開演してからは日常風景と、想像の及ばないほど果てしない規模の宇宙での出来事とが対照的に折り重ねられるストーリーラインと、テンポのよい(それだけ演者の負担は大きいことが容易に想像される)会話劇に圧倒された。わたしと月ちゃんとのやりとりが愛おしかった。
会場を後にして、行ってみたかった餃子屋さんに行く。店内が賑やかで入れそうになかったため諦める。代わりにK野さんが定期的に行くという焼肉の定食屋さんに連れて行ってもらう。久しぶりに夜ご飯に白ごはんを食べる。
定食屋さんを後にして、ビッグボーイへ行く。カリカリフレンチポテトとドリングバーでだらだらおしゃべりする。お金がもっとほしいというような話をした。
9/15、iPhoneのFace IDが突然反応しなくなる。その時は眼鏡をかけて帽子をかぶっていたのでそのせいかと思ったけど、両方外しても反応しない。ちょうどそのときニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていた。オープニングトークで若林さんが話す、気持ちと動きは衰えないし、変わらないのに、顔だけが老けていくという話題がタイミングよく刺さる。
若林「トイレに寄ったときに、ガチャガチャをやるときのわくわくは小学生のままなのに、顔だけがめちゃめちゃ老けてんだよね、トイレで鏡見たら。(中略)だけど、少年の心を忘れてないおじさん嫌いなのよ、俺。何わくわくしてんだよって思うから、おじさんが。」(2019年9月14日放送 ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』より)
お店の人に、聞こえていない「袋あります」「店内でいただきます」を何度繰り返しているだろうとふと考える。相変わらずもごもごしゃべってしまうし、自分が伝えるタイミングも悪いのがなおさらよくない。店内でいただきますと意識してぱきぱき伝えても、うん?という顔をされてしまう。みんななんと伝えて店内で食事をしているのだろう。
今日は北長瀬駅の近くを散歩した。三連休の中日ということもあってか、問屋町のあたりはどこも混んでいて、居心地があまりよくない。問屋町に行ったら立ち寄りたいと思っていた「くらしのギャラリー」にも今日は寄れなかった。自分の時間的余裕のあるときに出かけたのにどこにも立ち寄れずに、家に帰ることがけっこうある。
とぼとぼ駅まで向かう途中にあったレコード屋さんに立ち寄る。店内は安部恭弘さんや杏里さんの楽曲が流れていた。店内には所狭しとレコードやCDが陳列・積まれている。山下達郎さんの7cmシングルもたくさんあった。服屋さんでもそうだけど、こういうお店に入ったときに店内の奥に入れない。店頭のものを見るともなく見たりしている傍ら、店員さんが近づいてこないかびくびくしている。今日行ったレコード屋さんの店員さんは、レジ横のパソコンで作業に集中しておられる様子だったので、店内の真ん中のあたりまで行けた。AOR特集として並んでいたネッド・ドヒニー『Life After Romance』を聴きながら、駅まで歩く。
家に帰って、2019年9月12日放送のテレビ東京『勇者ああああ』「ゴールデン進出対策企画!勇者ああああゴールデンへの道!」を観る。面白かった。単発企画でこういうとことん安さにこだわる実質的には結構お金がかかっている企画ができるのが勇者ああああのすごさだと思う。朝日奈央さんのワイプ芸が達者だった。
夜にスーパー銭湯へ。サウナでは『スーパーGTプラス』というモータースポーツの番組を放送していた。興味がほとんどない番組だと時間が経つのが長く感じる。荒れ狂う天候に対して熱気のこもった実況をされていたので、目を閉じて考え事をした。
9/16、家で無料キャンペーンの諫山創『進撃の巨人』を読む。大学の友達から暑中見舞いにもらったビールセットのビールが余っていたので、日中から二本飲む。マンガを読んで印象に残った言葉をメモする。
怒らずに聴いてほしいんだけど…ジャンは…強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる。それでいて現状を正しく認識することに長けているから、今何をすべきかが明確にわかるだろ?まぁ…僕もそうだし大半の人間は弱いと言えるけどさ…それと同じ目線から放たれた指示ならどんなに困難であっても切実に届くと思うんだ。(『進撃の巨人』第4巻より)
マンガを読みながら、Post Malone『Hollywood's Bleding』を聴く。自分はアルバム終盤の親しみやすい楽曲に弱いのだと「Myself」を聴いて改めて感じる。これに関連して、PUNPEE『MODERN TIMES』の終盤の楽曲「Oldies」も大好き。
夕方、イオンスーパーでラグビー日本代表チップスを買う。特典として封入されていた2枚のカードはどちらも知らない人だった。本屋さんに立ち寄る。立ち読みした『GRIND』では、Oの吉田拓さんがMYKITAのクリアレンズを付けておられた。クリアレンズのメガネをかけたいとずっと思っている。
9/17、今朝の夢は転職して面接を受けにいく夢だった。朝9時からの面接だった。
職場の隣の人に現時点での進撃の巨人の考察を図示しながら説明する。ストーリーについてははぐらかされ、にやにやされる。
仕事終わり、マクドナルドで『進撃の巨人』の続きを読む。隣に男女。女性がトイレに行った時に置きっ放しにしたスマホを男性がこっそりつつき見ていた。引いた。昔から当人がいないときに、その人の荷物や携帯など所持品をチェックする人が苦手だ。部活動で体操服入れを、僕が席を離れているときに勝手に見る人がいて嫌だったのを思い出す。友達に筆箱を勝手に漁られるのも苦手だった。
家に帰ってスーパーで買ったりんごを一玉剥いて食べる。寝る前にフロスを使って歯磨きをする。便のようなにおいの膿栓のもととなっている歯垢が取れる。気持ち悪さを感じると同時に、その独特のにおいに、たしかに生きているのだと実感する。
ドラゴンクエストウォークを始める。初期のモンスターではリリパットとおおきづちが昔から好き。幼いころは姉からのおさがりでゲームをすることが多かった。その中にゲームボーイカラーの『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』があって、よくやっていた。あんまり味方に強さというものを考えていなくて、リリパットとおおきづちに加えてホイミスライムをよく連れていた。すぐに全滅していた。ちょっとした衝撃ですぐセーブデータが飛んでしまうカセットだった。
『進撃の巨人』は最新巻まで追いつくことができなかった。22巻まで読んだ。続きはツタヤのレンタルか、漫画喫茶で。
9/19、朝出勤する前に、ニムトとワードバスケットというカードゲームをヨドバシのオンラインで注文する。8月に鳥取の友達に甥姪とも遊べる大人数でできるボードゲーム・カードゲームとして教えてもらったもの。配送予定が今日の夕方と書いてあって、アマゾンの普段の配送より早いことに不思議に思っていたら、アカウント情報が仙台で暮らしていたころのままだったことに気づく。住所を修正すると翌日の配送に切り替わる。
仕事終わりにQBハウスで髪を切ってもらう。まる二週間ぶりの散髪。僕がよく行く店舗は受付が20時半までで、閉店が21時。今日は20時20分に入店。こういうとき、締め作業のこととかを思うと申し訳なくなってお店に立ち寄れなくなる。三連休で帰省するのと、明日は仕事の業務を考えるに、たぶん立ち寄れないと思って、自己完結の葛藤を振り切り入店する。
自分の番になるまで、座って待つ。自分の番になって座席に座る際に、店員さんに荷物を預かってもらうときに備え、片手に持っていた弁当箱を膝の上に置いたリュックにしまう。瞬間的なことではあるけど荷物二つ分を持ってもらうのがなんとなく申し訳ない。店内では安室奈美恵さんの「Strike A Pose」が流れている。昨日誕生日だった安室奈美恵さんが好きな友達のことを思い出してメッセージを送る。
今日の担当の方とはちぐはぐした感じのやりとりをしてしまった。僕がもごもごした感じでカットしてほしいイメージを伝えると、ごにょごにょした感じで応答される。カットの最中もどうにもイメージが一致してない感じがする。バリカンが頭皮に沿っていなくて、髪に触れず浮いたまま空気を刈ったような動作が続く。自分の伝え方が曖昧でよくなかったなと思って、カットの内容について改めて伝えると、それでいいんですか?というような返答をされて、自信がなくなる。結局もやもやしたままカットを終えて、お店を後にする。いつも通りとか、期待通りにいかなくても、もやっとしたままにならずに、そういうときもあると思えたらいいのだけど。
家に帰って晩御飯を食べて洗い物をしようとすると、弁当箱がないことに気づく。帰り道にリュックから弁当箱を取り出したことは覚えているのだけど、どこで取り出したのかが思い出せない。帰り道の記憶を辿る。イオンモールを出て、レンタサイクルに乗って近所のセブンで絹どうふと小粒納豆を買った。そのあとレンタサイクルを返して、ファミマでタンステイックチーズとガス代の支払いをした。自宅のポストで郵便物の確認をして帰宅。ありえるのは、セブン、レンタサイクルのかご、ファミマ、ポストの上のどこかかと絞り込む。セブンを除いて帰り道を辿った。が、どこにもない。落ち込む。中には、アイスコーヒーと玄米茶を朝入れた水筒が入っていた。
そのうち一つの水筒は、大学の友達から卒業のときにもらった大事なものだった。セブンに夜分にすみませんと電話をかけ、落し物がないか確認してもらうも見つからず。暗かったし、よく見ていなかったのかもと、もう一度帰り道を辿る。それでもやっぱり見つからない。落ち込みながら、家路につく。
帰り道にLauvの「Feelings」を聴きながら帰る。アルバムの先行という感じではなく、自分が今出したい曲ができたから発表するというスタンスをここのところとっているLauvくんが素敵だなと思う。
9/20、朝仕事に行く道すがら、近所の公園で清掃作業を終えた方達が解散している様子を目にする。レンタサイクルのポートにはやっぱりお弁当箱はなかった。