【ラジオ】『柳原可奈子のワンダフルナイト』(2019年5月5日放送)

f:id:muda-muda:20190506074622j:plain

 2019年5月5日の放送で最終回となった『柳原可奈子のワンダフルナイト』の内容を書き起こします。

 

 (タイトルコール前)呼んだ?突然ですがワンダフルナイト今夜で最終回です。後々伝説の最終回って言われたいな~とか思ってるうちは伝説にはならねーんだよスペシャル。

 

 (オープニングトーク)えー、今日は令和元年になって最初の日曜日ですね。元気ですか。柳原可奈子です。51日令和になった瞬間は東京は雨でしたね。そう、今夜は時空の歪みがないんです。というのもですね、直前に録らせていただいていて。うん、いきなりなんですけども今夜で最終回と。ごめんねなんか、ごめんね。寂しくって涙が出ちゃう。タモさんハンカチで。これあれじゃない?あの、5時に夢中!でさ、岩井志麻子さんがさ、息子さんのことを想って思わず涙したときにさ、取り出したハンカチが四十八手ハンカチだった。それを思い出すわ。ごめんなさいいつも。いつも通りなんですけどね。林檎ちゃんたちには急な報告になっちゃって申し訳ございません。今夜で最終回になりました。といいますのも、嬉しいことなんですけども、子供を授かりまして。失礼しました、泣いてばっかで。ちゃんと喋んなきゃいけないね。そうそうそう。すみません。やはり、つわりもあったりして。お休みをいただいていて、この番組も最終回ということになりました。三月の中旬ぐらいに、妊娠が分かって。で、つわりがあって、少し番組をお休みさせていただくことがあって。で、すぐ、あの身体も頭もついていかない部分が悔しいけどありまして、もう少しぎりぎりまでお仕事をさせていただきたいと思ってたんですけど、お休みをいただくことにみなさんに理解していただきまして。本当に急なことだったんですけれども、皆さんおめでたいことだからという風に言ってくださって。すぐ三月の末安定期前でしたけど、発表させてもらって、今ゆっくり身体を休めさせてもらってます。見た目全然変わんないの。見た目全然、本当に。旦那さんがさ、「あ、出てきたね」ってとか言うけど出てきてないの。もうなんかまだ全然出てきてないの。本当にいろんな番組も、太田プロにも迷惑かけちゃって。頂いてるレギュラーを途中でお休みさせてもらっちゃったのもあって、戻らせていただけるものは責任もって戻らせてもらえるように頑張って元気な赤ちゃんを産んでいきたいと思います。本当にみんなの理解にすごく助けて頂いて、本当にありがとうございました。のんびり家でスマブラさせてもらってます。

 

 (Aパート)そう、この林檎ちゃんに支えていただいた、柳原可奈子のワンダフルナイトですけれども、2010年の710日から始まって今夜で457回目。8年と10ヶ月やってきたということで。えー、あとちょっとで9年だったんだね。うわーそうか。そう録音放送ではありますが、編集せずに放送時間内の1発録りである、録音なのにノー編集ノーフォローシステム、810ヶ月やりましたけども、最後にアドレスが入ったのはもう本当に157回くらいじゃないでしょうか。まあそうですね、番組中にかける曲もハロプロ関連の楽曲が多かったりとか。あと、信じられないくらいまとめて数回分収録してるから、時空の歪みでだいぶ色んなことがみんなと擦り合わないっていう。とかね、冬スポの公開収録を、シーズンに2回そこで社長と2ショット撮るのが楽しみでございました。井上陽水さんやマツコさんなんかね、豪華ゲストもたくさんきてくださって、思い出の番組でございますね。今でこそもうこのラジオは私の分身みたいなもんで、私のこう日々頭の中の三角コーナーですね。もうちょっとした頭の中の生ゴミをここでみんなに聴いてもらうのがすごく楽しみになってきたんです。だんだんこうなんて言うんだろうな、んー、どういう風に思ってくれるだろうていうのをすごく超越して愛しい番組でありました。うん、なんていうか、んー、なんていうだろうな、本当の自分とこう見せたい自分みたいなののこうバランスが奇跡的に保ててないようで、私の中ですごく保ててたんですよね。それがすごく自分の中で嬉しかったんですよね、ここで出せる自分みたいなのが、一つまた違う自分であって。で、810ヶ月やっぱ付き合ってみるとこういう風に今はなってるわけですけども、そのまあ2010年の春頃じゃないですか、このラジオやらせていただけるっていう話をマネージャーから中原マネージャーから聞きまして。「え?私が?なんで?」って聞いたんですよ最初。なんて失礼な若造。いや、っていうのもさ、自分の話をするのがね、なんかね、嫌いだったの。なんていうんだろう、今でこそ、嘘つけって感じだけど。あのね、もともと私すごく好きだったのよ、自分の話聞いてもらうの。でも多分どっかで、テレビに出だして、あんまりこう言葉を選ばずに自分の思うことを話したりとかすると、ちょっと傷つくことが多分、覚えてないんだよ、全然覚えてないの、20代の前半のことだから。でも、きっとちょっと自分の中で、あ、これはあんまり本当のことは言わないほうがいいんだなって思ってた時期でも多分あると思うんだよね。で、聴く側の人の気持ちみたいなのとてもこう考えて。「あ、今この人はこの話あんまり聴きたくないんだな」って思ったら、すっとこう、一般論にすり替えて、こういう人もいますよね、みたいな話にさ、忖度して。すごく自分の話をしないようにしないように、今もでもそういう系はあるかな、ちょっと、テレビに出ちゃうと。なんかこう、なんか、恥ずかしい、んー、とかじゃないけどね、なんだろうな、まあ恥ずかしいのもあんのかな。っていうのが自分の中ですごかったの。なんか、自分らしく無邪気に自分の話を聴いて聴いて聴いてっていうするお年頃もちょっと過ぎて社会に出てっていう時にだから、このラジオは私の胸ぐらを掴んで、「おい、柳原可奈子なんだ?言いたいことあんだろ?」って無理やりこうなんかマイクの前に連れてこられたようなラジオだったんだよね。だから、今自分の中でこれが好きだとかこれは嫌いだとか、だんだん大人になって少し言葉を選びながら、おしゃべりできるようになったのが、きっとすごく自分の中で楽しかったって気づいたの。で、そんな中ですごく自分の中では、嬉しいことで、こういう転機が来たこともすごく私の中で今嬉しいの。だからこんな風にマイクの前でまたいろんな経験をして、子育てをしながら、これが好きとかこれが嫌いとか、そんな話をまた出来る日を今夢見てます。

 

 思ったの、すごく、この2ヶ月近くゆっくりさせてもらって。私はこういう風にみんなの前で色んな楽しいことを見てもらいたいっていう気持ちがあって、その仕事自体がとっても大好きだけど、一生の人生をかけて、見てもらえればいいと思ったの。60歳でも70歳でも、なりたい私に、なりたい芸人になれるって。情けなくって、可愛げがある、人の気持ちがわかるおばさんに色んな経験をして、なってこようって思いました。もちろん引退するわけでも全然ない。ごめんね。でも気持ちの中で一つ芸人としても、女の子としても、一つの青春が終わって、本当に、一つやりきったと思う部分がないと、次にいけないっていうところもありました。だからどんな風にこのラジオだったりとか色んな仕事で、あの、こう、得ていたね、承認欲求みたいなものが、どういう風に、自分の新しい生活の中で満たされていくんだろうっていう楽しみとか、そういうのもあったり、いやほんとにほんとに、ああもう、涙ぼろぼろでぶっちゃけるとねえ、あの、すごく、きよし(柳原可奈子さんの父親)が亡くなったあたりから、すごく寂しくて。で、人生の一番の目標が、家族を作ろうっていうことだったの。で、やっぱりそうなると今まで一番大好きだったお笑いに対して、すごくうーん今まで通り120%頭の中を占めていないことが私自分すごく寂しかったし、それがやっぱり見てるファンの人にも伝わるのね。それがすごく寂しくて、いやー、伝わっちゃってることがすごく寂しくて。で、んー、今それがすごく自分の夢が叶って、寂しいって思うこともなくなって、それでようやくまた楽しいことをしたいなって。なんか面白いこと思いついたら、みんなに見てほしいなって、そんなことを思えるのがすごく嬉しかったんです。だからきっと色んな想いを経験して、またマイクの前に戻ってきてくだらない話を聴いてもらえればなと思います。そんな810ヶ月、なんとなく出た答えなんです。やー本当にさ、こんなにやーだーよーねーこんなになんかめそめそめそめそして。放送になるって思わなかった、今日ばっかりは編集してくれんかのう。

 

 (Bパート)やー本当ね、ごめんね、こんなにめそめそめそめそすると思わなかったんだけど。なんかちょっとね、妊娠するとね、なんか色んなことがね、感受性豊かになってね、笑ったり泣いたりね、忙しいんですよ。もう冷凍食品総選挙でこないたずっと2時間号泣してたからさ。もう出産シーンとかで泣くのわかるけどさ、もうみんなの企業努力でさ、チャーハンがパラパラでも涙が出るんだよ。こりゃ困ったよ私もね、本当に。いや本当に久々になんかゆっくりあの順序立てて話そうって日だからさ、いやーもう今もう家でさ、スマブラやって、ゴマちゃんのぬいぐるみ旦那さんにぶつけては「おい、ふっとべよ」とか言ってやったりとかそんなことしてるんです毎日。あとはね、私白い恋人が大好きなんだけど、やっぱりあの、体重増やし過ぎちゃいけないから、1個食べて旦那さんにこれもう隠してって言って隠してもらったのね。で、翌朝朝起きて、もう旦那さん仕事行ってたんだけど、リビングの机の上に白い恋人が今日の分一枚だけ置いてあった。いや、はあちゅうみたいなエピソード!はあちゅうみたいなエピソードやのう、な~本当に。今1枚ずつ支給されてます。白い恋人。食べ過ぎちゃいけない。最後に柳原可奈子から一曲聴いてください。Berryz工房でLove together!


Berryz工房『Love together!』(Promotion Ver.)

(エンディングトーク)録音なのにノー編集ノーフォローで457回、柳原可奈子のワンダフルナイト、そろそろエンディングです。本当に810ヶ月支えてくださった林檎ちゃんの皆様ありがとうございました。また、色んな経験をしてマイクの前に戻ってこれたらなと思います。そのときは例えばニッポン放送さん、「次のニッポン放送交通情報は250分ごろお伝えします」、お昼なんていかがでしょうか。子育てしながらやりやすうございやす。そんなのもいかがでしょうか。ねー、あ、そうそう本当さ、こないださ、それやらせてもらったんだよ、ニッポン放送さんで。吹奏楽の番組、オールブラスニッポン。吹奏楽の番組お昼にやらせてもらって本当に「ここで最新のニュースをお知らせします。報道部のなになにさん」って。あれいいね。ラジオって感じするわ。あれは憧れの「交通情報だれだれさん、お車運転中の方に」ってたまんなかった。この番組はラジオって感じしなかったもんね。最後。最後っ屁くさいの放り込んできおったわ。なんかラジオって感じがしないほうの皆さんのお耳の親戚になれたんじゃないでしょうか。たまに思い出して聴いてくださった皆さん、今日が急な最終回となってしまいましたが、またいつかどこかであのくだらない話を、ねえ、私本当にどうするんだろう、これ誰にもさ友達にも旦那さんにも聴いてもらえないような話ここでさ、ぶちまけさせてもらってさ、どうすんだろうこれ、溜まってっちゃったらどこで発散したらユーチューバーとかになっちゃうかもしんない。さあというわけで本当に本当にありがとうございました。8年と10ヶ月。またね。どこかで会いましょう。柳原可奈子でした。