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【ドラマ】『小さな巨人』第4話、美沙が真一郎にかけたことばにグッときた話

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 日曜劇場『小さな巨人』がおもしろい。息をのむような展開と爽快さと歯がゆさが絶妙な塩梅である。

 一連の捜査に関する考察もおもしろいが、私は長谷川博己演じる高坂真一郎の家庭に注目したい。捜査にまつわる職場での出来事が緊張場面とするならば、高坂真一郎と母・真由美と妻・美沙が繰り広げる家庭での出来事は弛緩場面といえる。緊張と弛緩のバランスが巧く視聴者の肩の力を和らげ、息を整えて番組後半戦に臨める重要な役割を担っている。

「職場変わってからすぐ傷むようになってたでしょ。そろそろ新しいの買ってあげないとなぁって思ってたの。」

 第4話では、捜査一課から所轄に左遷され現場での仕事が多くなり奔走する真一郎に対し、妻・美沙がその苦労を労おうと新しく購入した革靴をプレゼントするシーンがあった。控えめな言葉に込められた美沙の優しさに触れた真一郎は決意を新たにする。

「負けたままでは終われない。警察官として、最後まであがいてやる。」

 一視聴者として、ストーカーまがいの山田とのイチャつきだけが見ものではないと襟を正したシーンであった。第二章では梅沢富美男和田アキ子の登場、森友学園の事件を思わせる展開が待っている。今後もメインストーリーに、夫婦のやりとりに、目が離せない。

 

小さな巨人|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」