【雑記】けつべん

 汚い話。今週は起床後と帰宅後にトイレに行くと必ずと言っていいほどけつべんが出ている。体内から外へ出るときが一番痛い。あまりの痛さに耐えられず、このままではずっとトイレにいてしまいそうになるので、右足で大きく足踏みをして、その振動で少しずつ排便し、誤魔化している。そろそろ医者にかかった方がいい気がする。

 昔からおなかとおしりが弱く、プレッシャーを感じるとすぐ便秘気味になってけつべんが出る。中学校で卒業生代表の答辞を任されたときもけつべんは出た。担当の先生に答辞の文案を連日持って行っていたのだが、なかなかいい文案は思い浮かばず。夜中に筆が異様に乗って書いた文章は熱がこもりすぎていたようで、放課後受け取った原稿には赤線がびっしり引かれていた。いい人だと思われようとして無理に笑顔で対応し、平静を保とう努める自分の代わりに、おしりが正直に泣いていた。おしりは正直。

 ちょうどその時期に校内放送の好きな音楽をリクエストできる時間にウルフルズの「明日があるさ」を流したことがあった。放課後、添削してもらった原稿を受け取る際、その先生から「答辞の提出には明日はないからね」と詰められた。ただ好きな曲をかけたかっただけなのに深読みされたことが悲しくて、帰り道にいじけて帰ったのをふと思い出した。三連休は絶対ゆっくりする。